徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機化学3

科目番号54948担当教員名加来 裕人単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
【授業概要】アルケンおよびアルキンの反応性について学ぶ.カルボカチオン中間体とその安定性について学ぶ.芳香族化合物の構造とその反応性について学ぶ
【到達目標】1)アルケンやアルキンへの求電子付加反応とMarkovnikov則について説明できる.2)カルボカチオン中間体の構造とその安定性について説明できる.3)共鳴の概念について説明できる.4)芳香族化合物の反応(求電子置換反応,酸化と還元)について説明できる.5)簡単なベンゼン誘導体について合成法を示すことができる.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】アルケンへのHXの付加と配向性:Markovnikov則講義と演習 
【2】カルボカチオンの構造と安定性  
【3】アルケンへのハロゲンの付加反応と水和反応  
【4】アルケンの水素化反応と酸化反応  
【5】共役ジエンの反応性と,アリル型カルボカチオンの安定性:共鳴理論  
【6】アルキンの反応:H2,HX,X2,及び水の付加反応  
【7】芳香族化合物の命名法とベンゼンの安定性  
【8】ベンゼンの構造:Kekule説と共鳴理論  
【9】ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応  
【10】ベンゼンのハロゲン化,ニトロ化,スルホン化,Friedel-Claftsアルキル化及びアシル化反応  
【11】芳香族求電子置換反応における反応性と配向性  
【12】三置換ベンゼン:配向性の加成性  
【13】芳香族化合物の酸化と還元  
【14】多環式芳香族炭化水素の化学  
【15】有機合成化学の基礎1  
評価方法
試験
教科書
McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第四版』(東京化学同人),丸善HGS分子模型A型(学習用)またはC型(学生実習用)セット
参考図書
適宣紹介
備考
【復習】教科書の問題を章末問題とともに解いておく.
    講義終了後に配布する復習プリントを必ずといて提出する.