徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品創製学1

科目番号74895担当教員名中島 勝幸単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次4年
授業概要
薬剤師などの薬学専門家として社会で活躍できるために、医薬品がどのように開発されるのかについて現況を理解する。具体的な内容の概要は薬学教育モデル・コアカリキュラムC17「医薬品の開発と生産」の(1)(2)(3)に対応する。
到達目標
開講が4年生後期の共用試験CBTが実施される時期であることから、上記C17の中でCBTに含まれるSBOsを到達目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医薬品創薬学の概要
疾病統計により示される日本の疾病の特徴について説明できる,C17-(1)-1-2
講義方式。資料プリントを配布 【復習】プリント・教科書p3−13
【2】ジェネリック医薬品の役割について概説できる,C17-(1)-2-3講義方式。資料プリントを配布 【復習】プリント
【予習】プリント
【3】市販後調査の制度とその意義について説明できる,C17-(1)-4-3講義方式。資料プリントを配布 【復習】プリント
【予習】プリント
【4】GLP、GMP、GCP、GPMSP の概略と意義について説明できる,C17-(1)-6-1講義方式。資料プリントを配布 【復習】プリント
【予習】プリント・教科書p14−16
【5】代表的な薬害の原因と社会的背景を説明し、これらを回避するための手段を討議する,C17-(1)-8-1講義方式。資料プリントを配布 【復習】プリント
【予習】プリント・教科書p3−8
【6】古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史について説明できる。(その1),C17-(2)-1-1講義方式。資料プリントを配布 【復習】プリント・教科書p3−8
【予習】教科書p39−42
【7】組換え体医薬品の特色と有用性を説明できる,C17-(3)-1-1
代表的な組換え体医薬品を列挙できる,C17-(3)-1-2
組換え体医薬品の安全性について概説できる,C17-(3)-1-3
講義方式。資料プリントを配布 【復習】教科書p39−42・プリント
【予習】教科書p17−30
【8】医薬品を標的とした分子の相互作用を具体例を挙げて立体化学的視点から説明できる。,C17-(2)講義方式。資料プリントを配布 【復習】教科書p17−30・プリント
【予習】教科書p31−38
【9】医薬品の構造(ファーマコフォア・構造活性相関)講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】教科書p31−38
【予習】プリント
【10】生物学的等価性の意義について概説できる。
定量的活性相関のパラメータを列挙し、その薬理活性に及ぼす影響について概説できる。,C17-(2)
講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】プリント
【予習】教科書p45−70
【11】代表的な医薬品1、交感神経作動薬・抗炎症薬・中枢系講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】教科書p45−70
【予習】教科書p71−98、p175−186
【12】代表的な医薬品2、抗潰瘍薬・降圧薬講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】教科書p71−98、p175−186
【予習】教科書p71−98
【13】代表的な医薬品3、高脂血症治療薬・抗糖尿病薬講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】教科書p71−98
【予習】教科書p99−120
【14】代表的な医薬品4、抗菌薬・抗がん剤・免疫講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】教科書p99−120
【予習】教科書,プリント
【15】まとめ講義方式。必要に応じて資料プリントを配布 【復習】教科書,プリント
評価方法
試験にて評価する。場合によってはレポート提出。1/3以上欠席した学生には単位を認めない。
教科書
ベーシック創薬化学(化学同人)
参考図書
ベーシック薬学教科書シリーズ「創薬科学・医薬科学」(化学同人)
スタンダード薬学シリーズ「医薬品の開発と生産」(東京化学同人)
創薬科学―生体構成分子から見た医薬品(廣川書店)
創薬―20の事例に見るその科学と研究開発戦略(丸善)
備考
オフィスアワー 火曜日17:00-18:00, 木曜日17:00−18:00, 場所:21-0707