徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学2

科目番号75032担当教員名畠山 大単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
基本的な生体構成物である糖,脂質,アミノ酸の代謝と,生体エネルギー産生の経路について解説する.短期集中型講義により知識の定着を目指す.
到達目標
1.各種グルコース代謝経路について説明できる.
2.グリコーゲンおよび食餌依存性の血糖変動について説明できる.
3.脂質の構造と特徴,分類,代謝系について説明できる.
4.ステロイドホルモン,エイコサノイドなどの生合成経路,生理活性について説明できる.
5.アミノ酸分子中の炭素・窒素の代謝について説明できる.
6.主な生理活性アミンの生合成と役割について説明できる.
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】概論,糖質代謝 (1) 解糖系・発酵(C6(5)①概論,②ATPの産生と糖質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.75-80熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【2】糖質代謝 (2) クエン酸回路(C6(5)②ATPの産生と糖質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.80-86熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【3】糖質代謝 (3) ペントースリン酸回路とグルクロン酸経路(C6(5) ⑤その他の代謝系)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.87-91熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【4】糖質代謝 (4) 糖新生とグリコーゲンの合成・分解による血糖の調節(C6(5)②ATPの産生と糖質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.91-99熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【5】脂質代謝 (1) 脂質の構造・分類・役割(C6(2)①脂質)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.101-107熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【6】脂質代謝 (2) 生体膜の構造と機能(C6(1)①細胞膜)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:事前に作成するプリントの熟読,復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【7】脂質代謝 (3) 脂質の消化・吸収・運搬,血漿リポタンパク質の分類(C6(3)④酵素以外のタンパク質)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.107-113熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高め
【8】脂質代謝 (4) 脂質の貯蔵・分解(C6(5)③脂質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.113-118熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【9】脂質代謝 (5) 飢餓状態のエネルギー代謝と飽食状態のエネルギー貯蔵の仕組み(C6(5)④飢餓状態と飽食状態)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.118-119熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【10】脂質代謝 (6) 脂質の生合成・伸長と不飽和化(C6(5)③脂質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.119-123熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高め
【11】脂質代謝 (7) リン脂質・コレステロール・エイコサノイドの代謝(C6(5)③脂質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.123-129熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【12】エネルギー産生 (1) 酸化還元反応とそれに関わる酵素類(C6(5)②ATPの産生と糖質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること課予習:薬学領域の生化学 p.131-137熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【13】エネルギー産生 (2) 電子伝達系と酸化的リン酸化反応(C6(5)②ATPの産生と糖質代謝)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.138-141熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【14】アミノ酸代謝 (1) タンパク質の消化・吸収,アミノ酸代謝(C6(5)⑤その他の代謝系)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.143-148熟読,復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
【15】アミノ酸代謝 (2) 尿素の生合成,特殊な生体成分の生合成(C6(5)⑤その他の代謝系)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:薬学領域の生化学 p.148-163熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める
評価方法
試験
教科書
伊東 晃,藤木 博太(編)「薬学領域の生化学 第2版」(廣川書店)、園田 勝(編)「栄養科学イラストレイテッド 演習版 生化学ノート 改訂第2版」(羊土社)
参考図書
「ヴォート生化学」東京化学同人,「ストライヤー生化学」東京化学同人,「レーニンジャーの新生化学」廣川書店
備考
必要に応じてプリント資料を配布する.本講義はクオーター制により実施する.
薬学教育モデル・コアカリキュラムC6(1)「細胞の構造と機能」のうち、①細胞膜、(2)「生命現象の担う分子」のうち、①脂質、(5)生体エネルギーと生命活動を担う代謝系のうち、②ATPの産生と糖質代謝、③脂質代謝、④飢餓状態と飽食状態、⑤その他の代謝系、に対応。
本講義は本講義前の生化学1(1年後期)、同時期に開講される分子生物学1(2年前期)、本講義後の分子生物学2(2年後期)の内容と関連する