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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 75133 | 担当教員名 | 梅山 明美 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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日本薬局方に記載されている生薬の基原,性状,含有成分,品質評価などの基本的知識を学習する.生薬から目的とする化合物の抽出,単離を行う.薬学部6年制対応として,漢方処方の調製も行う.生薬の代表的な確認試験法を収得し,官能基について理解する.日本薬局方に記載されている主要な74種の生薬の鑑定ができ,かつその用途を理解する.生薬に含まれる化学成分の構造、性質が理解出来るようになる。日本薬局方に記載されている生薬の形状および性状により、生薬が鑑定出来るようになる。 |
到達目標 |
生薬に含まれる化学成分の構造、性質が理解出来るようになる。日本薬局方に記載されている生薬の形状および性状により、生薬が鑑定出来るようになる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 生薬ボタンピのn-Hexane抽出,抽出ろ液の減圧濃縮を行う. C7 (2) 2-1 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【2】 | 生薬ボタンピのn-Hexane抽出エキスのカラムクロマトグラフィーによりペオノールを単離する. C7 (2) 2-1 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【3】 | ペオノールを再結晶により,精製を行う. C7 (2) 2-1 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【4】 | 精油定量法の操作法および精油定量法について理解する. C7 (1) 6-1 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【5】 | 漢方処方の紫雲膏の調製ーその1 コアカリ外 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【6】 | 漢方処方の紫雲膏の調製ーその2 コアカリ外 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【7】 | アルカロイド生薬の確認試験を実施できる. C7 (1) 6-2 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【8】 | サポニンフラボノイド生薬の確認試験を実施できる. C7 (1) 6-2 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【9】 | フラボノイド生薬の確認試験を実施できる. C7 (1) 6-2 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【10】 | フェノール性生薬の確認試験を実施できる. C7 (1) 6-2 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【11】 | 昇華性生薬の確認試験を実施できる. C7 (1) 6-2 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【12】 | 生薬の純度試験を実施できる. C7 (1) 6-3 | 実習テキストによる事前実習講義を行う。実習後、口頭試問により、実習に対する理解度を調べる。 | 実験データを整理し、実習レポートの作成を行う。生薬鑑定試験のための予習を行う。 |
【13】 | 生薬鑑定試験ーその1:主要な74種の生薬の鑑定ができる. C7 (1) 6-2 | 74種の生薬を見て・触れて・臭って、観察してもらう。 | 74種の生薬の特徴を写実し、色・臭いなどを観察した実習レポートの作成を行う。 |
【14】 | 生薬鑑定試験ーその2:主要な74種の生薬の用途が分かる. C7 (1) 6-2 | 74種の生薬の中から、未知の15種の生薬鑑定を行い、その用途に関しても記載してもらう。 | 生薬鑑定試験で不合格の人はさらに生薬鑑定の復習を行う。 |
【15】 | 実習で収得した知識を総合的に評価する試験を実施する. コアカリ外 | 生薬学実習に関する内容について試験を行う。不合格者は一定期間復習後、再試験を行う | 実習試験に不合格者は試験問題を解いたレポートを提出させる。 |
評価方法 |
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鑑定試験、実習試験,平常点,レポートの合計 |
教科書 |
有機化学実習テキスト(薬品製造,薬化学,薬品化学,生薬学教室編)「続実験を安全に行うために」(化学同人) |
参考図書 |
指田 豊,山崎和男,竹谷孝一編, パートナー生薬学(南江堂) |
備考 |
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指導教員:梅山明美、吉川和子 |