徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    天然物化学

科目番号75135担当教員名吉川 和子単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
【授業概要】日本人の食生活やライフサイクルの歪みからくる生活習慣病が増大し、社会的問題になっている。これらの生活習慣病に適合する新薬が少なく,生薬・漢方薬の重要性が見直され,臨床の場で実際の治療に貢献している。薬として用いられる植物・動物・鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、生薬の歴史,生薬の基原、性状、含有成分、薬効(薬理作用)、品質評価などの基本的知識を概説する。
到達目標
日本薬局方収載される主要な生薬の薬用部位、性状、化学成分、薬効(薬理作用)についての基礎知識を習得する。また生薬成分およびその誘導体で医薬品として使用されている化合物について、化学構造、薬理作用を理解させる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生薬の歴史 : 神農本草経、陰陽5行説,傷寒論などの東洋医学(漢方医学)の歴史について説明する。(C7 (1) 1-2講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【2】生薬成分の化学的な研究から生まれた医薬品について説明する。(概略)
C7 (2) 1-1
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【3】紅藻類、担子菌類、子のう菌類、マオウ科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【4】タデ科、モクレン科、クスノキ科、キンポウゲ科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【5】ツヅラフジ科、ボタン科、ケシ科、ユキノシタ科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【6】バラ科、マメ科、コカノキ科、ミカン科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて学習する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【7】ヒメハギ科、フトモモ科、ミズキ科、ウコギ科、セリ科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【8】ツツジ科、リンドウ科、キョウチクトウ科、アカネ科、シソ科(ハッカに分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【9】ナス科、ゴマノハグサ科、キキョウ科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【10】キク科、ユリ科、ショウガ科に分類される代表的な生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 2-2, 2-3, 2-5
C
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【11】代表的な鉱物性生薬、動物性生薬の学名、薬用部位,化学成分、薬効(薬理作用)などについて説明する。
C7 (1) 3-1
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【12】日本薬局方の生薬総則および生薬試験法について説明する。
C7 (1) 6-1
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【13】生薬の同定と品質評価法について説明する。
C7 (1) 6-5
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【14】天然物質の代表的な抽出法,分離精製法について説明する。
C7 (2) 3-1
講義は、教科書を用いて説明し、重要なポイントは板書またはパワーポイントを用いて説明する。講義の後に演習問題を5〜6問解いてもらう。講義のまとめのレポートを作成してもらう。
【15】天然物化学に関するCBT問題を出し、演習を行う。
コアカリ以外
CBT問題を配布して、演習を行う。CBT問題を解いて貰い、レポートとして提出してもらう。
評価方法
本試験,中間試験,レポート点を総合的に評価する。
教科書
パートナー生薬学:南江堂
参考図書
日本薬学会編スタンダード薬学シリーズ3 化学系薬学 III.自然が生み出す薬物:東京化学同人;薬学生のための薬用植物学・生薬学テキスト:廣川書店
備考
天然物化学に関する要点集(課題問題)およびCBT問題集(100問)を渡し、解答してもらい、レポートとして提出してもらう。