徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎薬理学

科目番号75177担当教員名赤木 正明単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次新カリ2年
授業概要
薬理学の定義と歴史、薬物受容体の概念、代表的な医薬品の作用、作用機序、および体内での運命、薬物の作用発現に関わる生体内分子、自律神経系および体性神経系に作用する代表的薬物など、薬理学について総論的に概説する。
【到達目標】基礎薬理学では、まず作用部位に到達した薬物の量と親和性により薬効が決まることを理解することを目的に、薬物の生体内における動きと作用に関する基本的知識を習得し、代表的な医薬品の薬理作用や作用機序の概要を説明できる。
到達目標
基礎薬理学では、まず作用部位に到達した薬物の量と親和性により薬効が決まることを理解することを目的に、薬物の生体内における動きと作用に関する基本的知識を習得し、代表的な医薬品の薬理作用や作用機序の概要を説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬理学の定義、歴史、および薬の用量と作用の関係を概説する。E1(1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【2】アゴニスト、アンタゴニスト、それらが作用する受容体、酵素、イオンチャネルおよびトランスポーターについて概説する。E1(1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【3】代表的な受容体を列挙し、刺激あるいは遮断された場合の生理反応を概説する。E1(1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【4】薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系および活性化あるいは抑制された場合に生理反応を概説する。E1 (1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【5】薬物の体内動態と薬効発現の関わりについて概説する。E1(1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【6】薬物の選択、用法、用量の変更が必要となる要因について概説する。E1(1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【7】薬物依存性、耐性について概説する。E1(1)・薬の作用講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【8】薬物の主作用と副作用、毒性との関連について概説する。E1(4)医薬品の安全性講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【9】薬物の副作用と有害事象について概説する。E1 (4)医薬品の安全性講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【10】交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物の薬理作用、機序、主な副作用を概説する。E2(1)・自律神経系に作用する薬講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【11】副交感神経系に作用し、その支配器官の機能を修飾する代表的な薬物の薬理作用、機序、主な副作用を概説する。E2(1)・自律神経系に作用する薬講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【12】神経節に作用する代表的な薬物の薬理作用、機序、主な副作用を概説する。E2(1)・自律神経系に作用する薬講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【13】知覚神経に作用する代表的な薬物の薬理作用、機序、主な副作用を概説する。E2(1)・体性神経系に作用する薬・筋の疾患の薬、病態、治療 人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習講義人体構造・機能学、生理学、生化学1の復習
【14】進行性筋ジストロフィー、Guillain-Barre症候群、重症筋無力症について説明し、運動神経系に作用する代表的な薬物の薬理作用、機序、主な副作用を概説する。E2(1)・体性神経系に作用する薬・筋の疾患の薬、病態、治療講義基礎薬理学の疑問点の洗い出し
【15】講義全般のまとめ講義と討論基礎薬理学の疑問点の洗い出し
評価方法
筆記試験
教科書
重信弘毅監修「パートナー薬理学(改訂第2版)」(南江堂)およびプリント
参考図書
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムE1(1)「薬の作用」のうち, ・薬の作用、(4) 「医薬品の安全性」、およびE2(1)「神経系の疾患と薬」のうち・自律神経系に作用する薬、・体制神経系に作用する薬・筋の疾患の薬、病態、治療、に対応.
この講義は、本講義前の生化学1(1年後期)、人体構造・機能学(1年後期)、生理学1(2年前期)および本講義と同時期に開講する生理学2(2年後期)と関連する。
オフィスアワー:月曜日17:00-18:00 木曜日8:00-9:00 場所:21-0804