徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬剤学実習

科目番号75256担当教員名櫻井　栄一単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次新カリ３年
授業概要
薬剤師は、個人の体の体質を考慮した薬の選択や投与量の設定を科学的な見地から導き、治療する医師に提案できる能力を養わなければならない（医療チームへの参画と薬物療法における実践的能力）。
本実習は、その実践に向けた基礎的な薬剤学技術を修得する。併せて、処方される製剤の物理化学的特性と試験法及び安定性について実習し、調剤時に留意しなければならない基礎的事項を学ぶ。
到達目標
１　調剤材料の物性を測定できる。２　単位操作を組合わせて代表的製剤を調製できる。３　日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法を実施できる。４　線形１−コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた
計算ができる。５　生物学的半減期を説明し、計算できる。６　全身クリアランスについて説明し、計算できる。７　薬物のタンパク結合及び結合阻害を測定・解析できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習に関する総論の講義と注意事項講義予習：実習書を読む。復習：実習全体を把握する。
【2】流水力学モデルによる１−コンパートメントモデル解析（薬物の急速静注に関するシミュレーション実験）E4(2)・薬物速度論実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【3】TDM（血中濃度の測定と処方設計の提案：TDMソフトを使用した投与計画の作成）E4(2)・TDM実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【4】ワルファリンのヒト血漿アルブミンへの結合能の測定と結合阻害物質の探索E4(1)・分布実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【5】粉体の物性 E5(1)・固形材料実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【6】界面活性現象　E5(1)・分散系材料実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【7】レオロジー　E5(1)　・半固形・液状材料実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【8】製剤中医薬品の安定性　E5(2)・製剤化と製剤試験法実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【9】製剤に関する試験法�　俸�粒、錠剤の製造と品質管理）E5(2)・製剤化と製剤試験法実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【10】製剤に関する試験法�◆米霍兀泙猟汗修班兵全浜�）E5(2)・製剤化と製剤試験法実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【11】製剤に関する試験法��（注射剤と点眼剤の品質管理）E5(2)・製剤化と製剤試験法実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【12】調剤�　併矯泙髪婪沺�E5(2)・代表的な製剤実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【13】調剤�◆俸�粒剤、錠剤とカプセル剤）E5(2)・代表的な製剤実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【14】調剤��（クリーム剤、軟膏剤と坐剤）E5(2)・代表的な製剤実習予習：実習のシミュレーションをする。復習：レポートを書きながら、その日の実習を把握する。
【15】まとめ講義と討論実習のまとめを行い、小グループに分かれ、討論する。
評価方法
試験（50%）とレポート（50%）
教科書
薬剤学実習書（薬剤学教室編）
参考図書
備考
薬学教育モデルコアカリキュラムE4(1)「薬物の体内動態」のうち、・分布、(2)「薬物動態の解析」のうち、・薬物速度論、・TDM、E5(1)「製剤の性質」のうち、・固形材料、・半固形・液状材料、・分散系材料および(2)「製剤設計」のうち、・代表的な薬剤、・製剤化と製剤試験法、に対応。
本実習は、本実習前の生物薬剤学(2年後期)、製剤学(3年前期)、薬物動態学（3年前期）に対応。
指導教員：櫻井栄一、谷野公俊、上田ゆかり。
オフィスアワー：火曜日　17:00〜18:00
木曜日　17:00〜18:00
場所　　21-0803