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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 75309 | 担当教員名 | 石田 志朗 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 新カリ2年 |
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授業概要 |
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医療人として、倫理的問題に配慮して主体的に行動するための倫理観を身につけるために 1)患者の手記や映像を介して患者の心理の多様性を理解する。 2)コミュニケーションの基本的スキルを習得する。 3)模擬患者とのコミュニケーションを介したトレーニングを行う。 |
到達目標 |
1.患者・生活者、他職種から情報を適切に収集できる。 2.患者に有益な情報を提供するためのコミュニケーション能力を修得する。 3.患者・生活者、他の職種との対話を通じて相手の心理、立場、環境を理解することができる。 4.患者との信頼関係を構築することができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション、授業計画概要の説明 | 講義 | 【予習】生殖医療、人工妊娠中絶、終末期医療、難病告知について自分の考えをまとめる。 |
【2】 | 「生と死」に関わる問題を学ぶ、A(2)・生命倫理 | 講義 | 【予習】医療の目的とは、医療と倫理との関係について自分の考えをまとめる。 【復習】レポート作成 |
【3】 | 医療者の倫理的義務について学ぶ、A(2)・医療倫理 | 講義 | 【予習】患者の手記を読んで自分の考えをまとめる。 【復習】レポート作成 |
【4】 | 「生と死」に関する患者の手記を読んで、倫理的問題についてSGDを実施、A(2)・生命倫理 | SGD | 【予習】テキスト第1章基礎編を熟読 【復習】レポート作成 |
【5】 | コミュニケーション基礎1(意思、情報の伝達、言語と非言語)、A(3)・コミュニケーション | 講義 | 【予習】テキスト第2章臨床編を熟読 【復習】レポート作成 |
【6】 | コミュニケーション基礎2(相手の立場、文化、習慣等よるコミュニケーションの違い、対人関係の心理的要因、相手の心理状態、自分の心理状態)、A(3)・コミュニケーション | 講義 | 【予習】DIPEx JapanのHPを事前に閲覧する。 【復習】レポート作成 |
【7】 | 「健康と病の語り・乳癌」DVD供覧、課題提示(心理状態の変化、病気の影響、心身の状態や価値観への配慮)A(2)・生命倫理、・医療倫理 | DVD供覧、講義 | 【予習】課題に対する自分の考えをまとめる。 【復習】レポート作成 |
【8】 | 課題のSGD レポート作成・提出、A(2)・生命倫理、・医療倫理 | SGD | 【予習】発表内容をPPTで作成し内容を確認する。 【復習】レポート作成 |
【9】 | 発表(10/20グループ)、フィードバック、A(2)・生命倫理、・医療倫理 | プレゼンテーション | 【予習】テキスト第1章基礎編を熟読 【復習】レポート作成 |
【10】 | コミュニケーション基礎3(適切な聴き方・質問、適切な手段による考えや感情のつたえ方)、A(3)・コミュニケーション | 講義 | 【予習】課題を熟読 【復習】レポート作成 |
【11】 | 模擬患者とのコミュニケーション概要(課題の説明、実施方法の説明)、A(3)・コミュニケーション | 講義 | 【予習】コミュニケーションロールプレイの自己練習 【復習】レポート作成 |
【12】 | コミュニケーションロールプレイ、A(3)・コミュニケーション | 演習 | 【予習】模擬患者とのコミュニケーションの自己練習 【復習】レポート作成 |
【13】 | 模擬患者とのコミュニケーション実践1、A(3)・コミュニケーション | 演習 | 【予習】模擬患者とのコミュニケーションの自己練習 【復習】レポート作成 |
【14】 | 模擬患者とのコミュニケーション実践2、A(3)・コミュニケーション | 演習 | 【予習】テキスト第3章を熟読 【復習】レポート作成 |
【15】 | まとめ | 演習 | 【復習】レポート作成 |
評価方法 |
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コミュニケーションのピア評価およびルーブリック評価(30%)、レポート提出(40%)、コミュニケーション基礎の筆記試験(30%) |
教科書 |
ファーマシューティカルケアのための医療コミュニケーション(南山堂)、百万回の永訣(中公文庫) 、「健康と病の語り」、DIPEx Japan:http://www.dipex-j.org/dementia/ |
参考図書 |
備考 |
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授業計画13、14 模擬患者5名、薬剤師5名、レポート作成(KJ法) 薬学教育モデル・コアカリキュラムA(2)「薬剤師に求められる倫理観」のうち ・生命倫理、・医療倫理、・患者の権利およびA(3)「信頼関係の構築」のうち・コミュニケーションに対応. 本講義は, 本講義前の薬学概論(1年前期)、基礎セミナール(1年後期), および本講義後の薬局学(4年後期), 臨床薬学総合演習1(4年前期), 臨床薬学総合演習2(4年後期)、実務実習(5年)の内容と関連する. オフィスアワー 月曜日17:00-18:00、火曜日17:00-18:00 場所:21-0407 |