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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 75318 | 担当教員名 | 加来 裕人 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 新カリ2年 |
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授業概要 |
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芳香族化合物の構造とその反応性と有機化合物の三次元的な立体化学を理解することで、有機化合物についての基礎的な知識(基本的な科学力)を修得する。 |
到達目標 |
1)芳香族化合物の反応(求電子置換反応,酸化と還元)について説明できる. 2)簡単なベンゼン誘導体について合成法を示すことができる. 3)立体異性体について説明できると同時に,絶対配置の表示ができる. 4)共鳴の概念について説明できる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 芳香族化合物の命名法とベンゼンの安定性,ベンゼンの構造:Kekule説と共鳴理論,C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習 | 予習:教科書p142-147を熟読, 復習:課題1を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【2】 | ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応(ハロゲン化,ニトロ化,スルホン化反応),C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習,動画鑑賞 | 予習:教科書p147-153を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【3】 | ベンゼンの化学:芳香族求電子置換反応(Friedel-Claftsアルキル化及びアシル化反応),C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習 | 予習:教科書p153-154を熟読, 復習:課題2を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【4】 | 芳香族求電子置換反応における反応性,C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習 | 予習:教科書p154-156を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【5】 | 芳香族求電子置換反応における配向性,C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習 | 予習:教科書p156-160を熟読, 復習:課題3を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【6】 | 芳香族化合物の酸化と還元,多環式芳香族炭化水素の化学,C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習 | 予習:教科書p160-162を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【7】 | 有機合成化学の基礎,C3(2)・芳香族化合物 | 講義と演習 | 予習:教科書p162-165を熟読, 復習:課題4を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【8】 | 立体化学と四面体炭素,C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義,分子モデルを用いた分子構築演習 | 予習:教科書p175-180を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【9】 | キラリティーと光学活性,C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義と演習 | 予習:教科書p180-183を熟読, 復習:課題5を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【10】 | 立体配置の表示(順位則とR/S命名法),C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義と演習 | 予習:教科書p183-187を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【11】 | 立体化学表示法と絶対立体配置の決定,C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義と演習 | 予習:立体化学の表示法について復習しておく, 復習:課題6を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【12】 | 鏡像異性体とジアステレオマー,立体異性体の物理的性質,C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義と演習 | 予習:教科書p187-191を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【13】 | 3個以上の立体中心を持つ化合物,反応の立体化学,C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義と演習 | 予習:教科書p191を熟読,アルケンの付加反応について復習しておく, 復習:課題7を解く.教科書範囲の設問を解く. |
【14】 | ラセミ体と鏡像異性体の分離,C3(1)・有機化合物の立体構造 | 講義と演習 | 予習:教科書p192-194を熟読, 復習:教科書範囲の設問を解く. |
【15】 | まとめ | 講義と演習,グループ学習 | 各章末問題を解く.また,各講義で出題された問題を解いて,よく理解しておく. |
評価方法 |
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試験 |
教科書 |
J.McMurry著,伊東,児玉訳『マクマリー有機化学概説 第6版』(東京化学同人,ISBN978-4-8079-0622-8) 丸善HGS分子模型A型(学習用)またはC型(学生実習用)セット |
参考図書 |
J.McMurry著,伊東,児玉,荻野,深澤,通訳『マクマリー有機化学 第8版』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0809-7,中巻:ISBN978-4-8079-0810-3,下巻:ISBN978-4-8079-0811-0) S.Warrenほか著,野依,奥山,柴崎,檜山監訳『ウォーレン有機化学』(東京化学同人,上巻:ISBN978-4-8079-0568-3,下巻:ISBN978-4-8079-0569-0) |
備考 |
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薬学教育モデル・コアカリキュラムC3(2)「有機化合物の基本骨格の構造と反応」のうち,・芳香族化合物,(1)「化学物質の基本的性質」のうち、・有機化合物の立体構造、に対応。 (復習)試験前の復習として,教科書の章末問題も解いておくこと.講義終了後に配布する復習プリントを必ず解いて提出する. 本講義は、本講義前の有機化学1(1年後期)、本講義後の有機化学3(2年後期)の内容と関連する。 |