徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    病態検査学(Clinical Laboratory Medicine)

科目番号85182担当教員名松永 洋一単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
身体における理学所見(症候)や血液検査異常所見、生理学的検査、画像検査と各種疾患における病態との関連性を解説する。
到達目標
薬物による治療効果や副作用出現を異常な検査値から判断でき、薬物副作用の早期発見と安全で有効な薬物使用法ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】バイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸数、貧血、客血、胸痛、動悸呼吸困難、チアノーゼ)、リンパ節、甲状腺腫脹)と主要な症候を列挙し、異常症候を惹起する病態との関連を説明できる。E1(2)・症候講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(1)p.1-170
【2】バイタルサイン(皮疹、黄疸、貧血、下血、脱水、肥満、痩せ)と主要な症候を列挙し、異常症候を惹起する病態との関連を説明できる。E1(2)・症候講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(1)p.1-170
【3】バイタルサイン(めまい、しびれ、脱力、麻痺、意識障害、付随運動)と主要な症候を列挙し、異常症候を惹起する病態との関連を説明できる。E1(2)・症候講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(1)p.1-170
【4】尿、便検査の意義、検査法が理解し説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(2)p.68-80
【5】末梢血液検査、血液凝固機能検査、脳脊髄液検査の目的を列挙しその目的と意義が説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(2)p.10-24
【6】血液生化学検査(肝、胆、膵)の項目を列挙し、それらの検査目的と異常所見を説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(2)p.26-50
【7】血液生化学検査(腎、肺、自己免疫)の項目を列挙し、それらの検査目的と異常所見を説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(2)p.26-50
【8】免疫学的検査、動脈血ガス分析の目的と異常所見を説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。教科書(2)p.52-62
【9】腫瘍の定義(良性、悪性)、および悪性腫瘍の組織分類、病期分類、検査法(細胞診、組織診、主要マーカー、画像診断)、予防要因について説明できる。E2(7)・悪性腫瘍講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。プリント配布
【10】代表的な生理機能検査(心電図、呼吸機能、肝機能、腎機能検査)、病理組織検査ノ意義、画像検査を列強しそれらの目的を説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。プリント配布
【11】代表的な微生物検査の検査項目を列挙し、その目的と異常所見を説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。プリント配布
【12】代表的なフィジカルアセスメントの検査項目を列挙し、その目的と異常所見を説明できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。プリント配布
【13】代表的薬物の副作用としての血液生化学的異常所見、身体症候の関連性(血液、電解質、肝臓、腎臓消化器障害)が推測できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。プリント配布
【14】代表的薬物の副作用としての血液生化学的異常所見、身体症候の関連性(循環器、精神、皮膚、呼吸器、アレルギー)が推測できる。E1(2)・病態・臨床検査講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書に基づき抜粋した穴埋め用プリントを完成させ、授業に臨む。プリント配布
【15】まとめ総おさらい問題を解くことで、本講義の理解を高める各講義で出題された問題を解いて、よく理解しておく。
評価方法
試験
教科書
(1)黒川、松沢(編)「内科学」(文光堂), (2) 新倉、松野(著)「一目でわかる臨床検査」メディカルサイエンス
     一部教材はプリント配布
参考図書
亀山、高久(編)「今日の診断指針」(医学書院)
備考
薬学教育モデルコアカリキュラムE1(2)「身体の病的変化を知る」、E2(7)病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬のうち・悪性腫瘍、に対応。
本講義は、本講義前の生理学1(2年前期)、同時期に開講の生理学2(2年後期)、および本講義後の薬物学(循環器・血液系疾患)(3年前期)と関連する。オフィスアワー:月、水曜日の16:00〜17:00