徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    製剤学 Physical Pharmacy

科目番号85284担当教員名山本 博文単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
医薬品などの物質の液体、固体、半固体状態における特性を学び、医薬品の有効性や安全性、使用性への理解を深める。
到達目標
物理薬剤学上の知識を実際の製剤における諸問題に応用し、解決を図れるようにする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】1) 溶解物質の膜透過速度(フィックの法則と水油分配係数を用いて透過速度を予測する) C16(1)1-3講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【2】界面の性質(ぬれの性質について学び、薬物の溶解とぬれがどのように関係するかを知る) C16(1)2-1講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【3】界面活性剤の種類(界面活性剤共通の構造と、実例(名称、分類)について学ぶ) C16(1)2-2講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【4】界面活性剤の性質(界面活性剤共通の性質と、イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤に特有の性質を学ぶ) C16(1)2-2講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【5】5) 分散粒子の挙動(一般的沈降に関するストークス式、疎水コロイドの沈降に関するDLVO理論について概説的に学ぶ) C16(1)2-4,5講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【6】乳剤(型とその判別法、製法、安定性低下と向上の要因について学ぶ) C16(1)2-3講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【7】流動と変形(レオロジーの代表的モデルと、測定法について詳しく学ぶ) C16(1)3-1講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【8】高分子(その構造上の特徴、溶液の性質、実例と製剤への応用について学ぶ) C16(1)3-2,3講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【9】粉体(粒子径測定法、粒度分布、流動性、充填製、混合性、吸湿性について学ぶ) C16(1)3-4 講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【10】分子集合体(溶解度・溶解速度の差が大で製剤の有用性を大きく左右する結晶多形、無水物・水和物、結晶質・非晶質について学ぶ) C16(1)3-5講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【11】代表的な製剤(剤形の種類と役割、分類、第16改正日本薬局方にある剤形について学ぶ) C16(2)1-1講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【12】経口投与される製剤(散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤などの種類と性質について学ぶ C16(2)1-2講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【13】錠剤の種類、製法、添加剤(特にコーティング剤に使われる高分子)について詳しく学ぶ C16(2)1-2,7講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【14】皮膚などに適用される製剤の種類と性質、基剤の種類と性質について学ぶ C16(2)1-3講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
【15】口腔内や直腸に適用される製剤の種類と性質について学ぶ C16(2)1-2,3講義と演習予習として教科書の次回講義範囲を読み、復習として習ったところの章末問題や課題を解く
評価方法
試験
教科書
北河修治編「ベーシック薬学教科書シリーズ20・薬剤学(第2版)」(化学同人)
参考図書
日本薬学会編「スタンダード薬学シリーズ7・製剤化のサイエンス」(東京化学同人)、柴崎・赤池・橋田監修「製剤学・物理薬剤学」(廣川書店)、「第16改正日本薬局方解説書」(廣川書店)
備考
毎回課題が課せられる。