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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00011 | 担当教員名 | 堂上 美和 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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【授業概要】 神経栄養因子は神経細胞の発育や生存維持、障害神経細胞の修復など神経の生存や恒常性維持に欠かせない物質である。神経栄養因子と同様の働きをする神経栄養因子様低分子化合物は、神経変性疾患の画期的な治療・予防薬のリード化合物として注目されている。本講義では、神経栄養因子について解説し、天然物由来の神経栄養因子様化合物について紹介する。また、天然物化学的視点から、最近の神経変性疾患の治療薬やその動向、トピックスや神経幹細胞などについて学ぶ。 【養成したい人材像と履修目標】 今後,大きな発展が期待されている幹細胞の分野において,創薬開発ならびに高度医療への応用につながる基礎学問を詳細に学ぶと共に、その研究成果を挙げ,将来国際的な活躍が期待できる指導的な人材の育成を目指す。 【関連授業科目および連携】 「実験神経病理学」「神経生理化学」:神経系の解剖学,生理化学と連携することによって、脳神経系の正常な機能などの理解を深めることができる。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 神経細胞について(神経細胞の概要) | 集中講義形式 | |
【2】 | 神経細胞モデル細胞について(PC12, Neuro2aなどの神経細胞モデル細胞の概要) | ||
【3】 | 神経栄養因子の種類と機能1(NGF, BDNFについて) | ||
【4】 | 神経栄養因子の種類と機能2(NT3, NT4/5 について) | ||
【5】 | 神経栄養因子の種類と機能3(Trk と p75レセプターについて) | ||
【6】 | 天然物由来神経栄養因子様活性化合物1(Magnolia 属植物から得られた神経栄養因子様活性化合物) | ||
【7】 | 天然物由来神経栄養因子様活性化合物2(Illicium, Viburnum 属植物から得られた神経栄養因子様活性化合物) | ||
【8】 | 天然物由来神経栄養因子様活性化合物3(インドネシア産植物から得られた神経栄養因子様活性化合物) | ||
【9】 | アルツハイマー病について(アルツハイマー病の概要) | ||
【10】 | アルツハイマー病治療薬(アルツハイマー病の現状と根本治療への展望) | ||
【11】 | その他の神経変性疾患治療薬とアルツハイマー病との関わり(鬱病などの神経変性疾患治療薬とアルツハイマー病治療薬との関連性) | ||
【12】 | 神経幹細胞とは(神経幹細胞の概要) | ||
【13】 | 天然物由来の神経幹細胞新生促進活性化合物(天然物由来の神経幹細胞新生促進活性化合物について) | ||
【14】 | 神経幹細胞の展開(神経幹細胞の今後の展開について探る) | ||
【15】 | 神経変性疾患根治へ向けて(最近の神経変性疾患の治療薬やその動向、トピックスについて) |
評価方法 |
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講義中の討論の内容及びレポートなどを総合的に評価する |
教科書 |
参考図書 |
I. B. Levitan, L. K. Kaczmarek 著 The Neuron OXFORD ISBN 9780195145236 |
備考 |
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