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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00019 | 担当教員名 | 葛原 隆 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期集中 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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【専門領域分野】医療解析・医療安全分野 【授業概要】本講義では生体内の最も重要な機能分子である蛋白質について、生化学・分子生物学・構造生物学・細胞生物学・遺伝子工学など多角的な手法を用いた研究などについて紹介する. 特に, インフルエンザウイルスのRNAポリメラーゼ, さらに遺伝子発現の中心にある転写因子、蛋白質の分子スイッチなどについて紹介する。 【養成したい人材像と履修目標】薬の作用標的である蛋白質についてその構造と機能を学ぶことを通して、蛋白質から生体反応への展開に関する最先端の情報を獲得し、薬の主な作用標的である蛋白質を科学的に考察できる人材の育成を目指す。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 蛋白質立体構造(1) 蛋白質とは何か? | 講義(一部集中講義を含む)。ノート・参考書などを復習すること。 | |
【2】 | 蛋白質立体構造(2) 蛋白質の解析法 | ||
【3】 | 蛋白質立体構造(3) 蛋白質の立体構造とは何か? | ||
【4】 | 蛋白質立体構造(4) 蛋白質の立体構造解析法 | ||
【5】 | 蛋白質とDNA(1) 蛋白質がDNAに結合すると何がおこるか | ||
【6】 | 蛋白質とDNA(2) 蛋白質の集合 | ||
【7】 | 蛋白質とDNA(3) RNAポリメラーゼと転写複合体 | ||
【8】 | 蛋白質とDNA(4) DNAポリメラーゼとDNA複製 | ||
【9】 | 分子スイッチ(1) 転写因子は遺伝子のスイッチである。 | ||
【10】 | 分子スイッチ(2) ウイルスの遺伝子スイッチ | ||
【11】 | ドメイン: DNA結合ドメインと転写活性化ドメイン | ||
【12】 | モチーフという小さい単位 | ||
【13】 | 点変異が引き起こす生体への重大な影響 | ||
【14】 | 立体構造変化が引き起こす生体反応 | ||
【15】 | 総括 医薬蛋白質科学の展望と総括 |
評価方法 |
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課題レポート(60%)討論および授業態度(40%) |
教科書 |
細胞の分子生物学 第5版 Bruce Alberts, Julian Lewis, Martin Raff, Peter Walter, Keith Roberts, Alexander Johnson著 ニュートンプレス ISBN 4315518670 |
参考図書 |
ワトソン遺伝子の分子生物学 第6版 ジェームス.D.ワトソン著 東京電機大学出版局 ISBN 4501625708 |
備考 |
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【関連授業科目および連携】「バイオインフォマティクス」:蛋白質のアミノ酸配列の情報や立体構造の情報を扱う「バイオインフォマティクス」で得られるアミノ酸配列情報解析と共に考察することにより、蛋白質に関する総合的な知識を学ぶ事ができる。 |