徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品動態学

科目番号00021担当教員名櫻井 栄一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
患者個人にとって一番適した薬の選択と投与量の決定は個人最適化医療において最も重要なことである。そのために、医薬品動態学上の配慮とその手法の導入が不可欠である。本講義では、臨床薬物動態学の基本を学ぶと同時に、TDM(therapeutic drug monitoring)に基づく最適投与方法の設計を実践する。さらに、薬物代謝酵素や薬物トランスポーターの遺伝子解析によるテーラーメード医療の現状と将来について講義する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】臨床薬物動態学の基礎集中講義形式(ノートパソコン:必要に応じて) 
【2】臨床薬物動態学の応用  
【3】TDMの概念  
【4】TDMと臨床検査  
【5】TDM解析ソフトの解説  
【6】TDM解析法  
【7】リチウムの最適な投与設計  
【8】アミノグリコシド系抗菌薬の最適な投与設計  
【9】テオフィリンの最適な投与設計  
【10】ジゴキシンの最適な投与設計  
【11】抗てんかん薬の最適な投与設計  
【12】薬物代謝酵素の遺伝子解析とテーラーメード医療  
【13】薬物トランスポーターの遺伝子解析とテーラーメード医療  
【14】薬物受容体の遺伝子解析とテーラーメード医療  
【15】テーラーメード医療の将来  
評価方法
講義中の討論の内容及び平常点などを総合的に評価する。
教科書
必要に応じて適宜プリントを配布
参考図書
改訂 ウィンターの臨床薬物動態学の基礎 Michael E. Winter 樋口 駿 監訳(じほう)
備考
授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。