徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品情報評価学

科目番号00025担当教員名石田 志朗単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期集中対象年次1
授業概要
授業概要:医療現場において、医薬品の適正使用を推進するためには、医薬品の情報が付加されて初めて達成できる。加えて、医薬品情報が医療従事者や患者に適切に提供され、十分に理解されることが必修の条件である。そのためには、医薬品情報の収集、評価、整理、提供できる能力が薬剤師には要求される。本講義では、インターネット、書籍、科学論文等からの医薬品・医療に関する情報の収集方法とその情報を評価するための医療統計、さらに情報提供の方法について学ぶ。
到達目標:医薬品適正使用に関われる医薬品・医療情報専門薬剤師を目指す。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医薬品情報概論(1):医療情報サービスの定義と歴史講義およびコンピュータや医療に関連する科学論文を使った演習 
【2】医薬品情報概論(2):医療情報サービスの必要性とその機能  
【3】医薬品情報概論(3):医療情報サービスにおける薬剤師の役割  
【4】医薬品情報概論(4):医薬品情報に対するニーズの評価  
【5】医薬品情報検索(1):医薬品データベースの種類と機能  
【6】医薬品情報検索(2):有益な治療ガイドラインの概説と検索の演習  
【7】医薬品情報検索(3):医療に関連する科学論文の概説と検索の演習  
【8】医薬品情報の提供:医薬品情報に対する効果的な回答  
【9】臨床試験の評価(1):臨床試験の分類と評価  
【10】臨床試験の評価(2):臨床試験の科学論文の要約および序文の解釈  
【11】臨床試験の評価(3):臨床試験デザインの概説  
【12】臨床試験の評価(4):臨床試験の結果の測定方法の概説  
【13】臨床試験の評価(5):臨床試験結果の医療統計的解釈  
【14】臨床試験の評価(6):臨床データ解析方法の概説と演習  
【15】医薬品データベース:コンピュータによるデータベースの作成  
評価方法
課題レポートおよび平常点(50%)討論および授業態度(50%)
教科書
折井孝男編 「医薬品情報学」南山堂、プリント
参考図書
日本医療情報学会編 「医療情報 情報処理技術編、医療情報システム編、医学・医療編」篠原出版
備考