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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00038 | 担当教員名 | 渡邊 正知 | 単位 | 12単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | D1-4 |
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授業概要 |
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【専門領域分野】医療解析・医療安全分野 【授業概要】 脳神経疾患、特にてんかん発症における血液脳関門の関与について、てんかんモデル動物を用い分子レベル、細胞レベル、成体レベルでの研究を通して総合的解明を目標とする。さらに、その研究を通して新規抗てんかん薬の開発につなげる。 【養成したい人材像と履修目標】 前臨床研究分野において、新薬開発ならびに高度医療への応用につながる脳機能および薬効解析方法を身につける。また、研究計画、結果を論理的に整理し,的確な考察を加えられる能力、さらに研究内容および成果を的確にまとめてプレゼンテーションし、あわせて討論する能力を身につけ、将来国際的な活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 研究計画立案・実験・討論・実験ノート・発表会・学会発表・論文作成 |
評価方法 |
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発表・討論・学会発表・英語論文作成と発表(60%)および研究態度(40%) |
教科書 |
【研究内容】 近年、てんかん発作獲得に、血液脳関門破綻(BBBD)が関与していることが報告されている。特に部分発作とBBBDに関する基礎、および臨床の報告は大半を占め、全般発作に関する報告ほとんどない。そこで、本研究では全般けいれん発作とBBBDの関係に着目した。全般発作モデルとして急性ペンチレントラゾール(PTZ)誘発けいれんマウスおよびPTZキンドリングマウスを使用し、非侵襲下でのBBBの時空間的変化の検討にはBBB不透過性造影剤であるGd-HP-DO3Aを用いたMRI(GdEMRI)手法を用いた研究を行う。さらに、BBBDの分子メカニズムに関しても分子生物学的および細胞生物学的手法を用いて解析・研究を行う、てんかん発作発症および治療(新規抗てんかん薬の開発を含む)におけるBBBの役割を明らかにすることを目的とする。 |
参考図書 |
適宜、関連文献等。 |
備考 |
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尚、当該授業は、伊藤康一教授と共同しておこなう。 【関連授業科目および連携】 「薬物治療学演習」:薬物治療学演習を通して得られる実践的な知識と本研究を連携し、体系的な研究能力の獲得を目指す。 【備考】薬物治療学講座に配属される大学院生は本演習科目を取得することが必須となる。 博士(薬学)の学位取得には、本薬学専門研究に基づき1報以上の論文(英文)の学会誌等(査読付)への発表が必要となる。 |