徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    実験神経病理学 薬学専門研究 (Research in Experimental Neuropathology)

科目番号10032担当教員名宋 時栄単位4単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1〜4
授業概要
中枢および末梢神経系や、骨格筋の疾患についての病変を理解し、評価する能力を涵養し、病変を解析していく上で必要な病理組織学、細胞生物学、分子生物学および生化学的な解析技術を修得する。
薬物治療の対象となる重要な神経疾患の病態について、分子レベルから個体レベルに至る統合的な理解ができ、それに基づいて新たな治療戦略を構築できる人材を養成する。そのために必要な専門的研究技術およびそれに関する理論を履修することが目標となる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】組織学的解析:一般組織学的技術を用いた解析(宋)研究計画立案、遂行、討論、学会発表および論文作成 
【2】組織学的解析:免疫組織化学的技術を用いた解析(宋)  
【3】組織学的解析:In situ hybridization を用いた解析  
【4】In vitro 実験系:培養細胞を用いた解析(1)(高橋)  
【5】In vitro 実験系:培養細胞を用いた解析(2)(高橋)  
【6】生化学的解析:Western blot を用いた解析(高橋)  
【7】生化学的解析:免疫沈降法を用いた解析(宋、高橋)  
【8】分子生物学的解析:RT-PCR, Real time PCRを用いた解析(宋)  
【9】分子生物学的解析:遺伝子導入法を用いた解析(宋)  
【10】複合的解析:Laser capture microdissection を用いた解析(宋)  
評価方法
本科目履修中の発表、討論および本科目での成果に基づく学会発表、英文論文に基づいて評価する
教科書
指定しない。
参考図書
大学院生各自の研究対象に関連する英語文献(英文の原著論文、単行本、教科書)、実験プロトコール、実験装置の操作マニュアル
備考
本科目は神経科学研究所、病態生理学講座に配属される大学院生の必須科目である。
博士(薬学)の学位取得には、本薬学専門研究に基づき、1報以上の論文(英文)を学会誌等(査読付)へ発表することが必要である。