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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10039 | 担当教員名 | 岩田 誠 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1･2年 |
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| 授業概要 |
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| 【専門領域分野】医療解析・医療安全分野 【授業概要】分子レベルから細胞・個体レベルにまで及ぶ最先端の現代免疫学研究について具体例を取り上げ、免疫機能の誘導と制御に関するサイエンスとしての論理展開をディスカッションを通して辿りながら学習する。その中で、免疫細胞分化およびアレルギー、自己免疫，AIDSなどの免疫関連疾患の分子メカニズムを中心に考察を深め、それに基づく疾患制御の方法およびそれに向けた創薬の可能性についても考察する。 【養成したい人材像と履修目標】 創薬および高度医療への応用につながる最先端の免疫学とその手法を学ぶと共に、これを基盤として研究成果を挙げ、将来、国際的な活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。 【関連授業科目および連携】 「ゲノム生物科学」「予防衛生薬学」「実験神経病理学」：種々の刺激が免疫細胞の活性化や分化の誘導する時、その分子機序を探るために「ゲノム生物科学」で学ぶ遺伝子発現の調節について知っておく必要がある。また、「予防衛生薬学」で学ぶ炎症性疾患とは密接に関係しており、「実験神経病理学」で学ぶ組織病理学的解析は、個体レベルでの免疫反応制御の破綻による疾患の理解のために重要である。 |
| 到達目標 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | 現代免疫学概論 最先端の基礎免疫学研究の概要（担当者：岩田） | 講義（一部集中講義を含む）、課題発表、および討論 | |
| 【2】 | 免疫系の構築 骨髄と胸腺の働き（担当者：岩田） | ||
| 【3】 | 免疫細胞の分化 免疫細胞の分化系列と分化メカニズム（担当者：岩田） | ||
| 【4】 | 自然免疫 樹状細胞、マクロファージなどの機能分化と役割（担当者：岩田） | ||
| 【5】 | サイトカインと疾患 各種サイトカインの機能と疾患との関係（担当者：大岡） | ||
| 【6】 | 免疫応答の制御�機〔髪嶌挧Δ砲�ける情報伝達系の制御（担当者：大岡） | ||
| 【7】 | 免疫応答の制御�供〔髪嶌挧Δ砲�ける遺伝子発現の制御（担当者：大岡） | ||
| 【8】 | 免疫細胞の移動 リンパ球などの組織ホーミングとその制御機構（担当者：岩田） | ||
| 【9】 | 免疫寛容 経口免疫寛容の誘導と制御およびその破綻（担当者：岩田） | ||
| 【10】 | 免疫学的疾患 アレルギー性疾患および自己免疫疾患とその制御（担当者：岩田） | ||
| 【11】 | エピゲノムと免疫 エピゲノム研究の最前線と免疫学への応用（担当者：大岡） | ||
| 【12】 | 感染症と免疫 感染防御に関与する免疫細胞とサイトカイン（担当者：大岡） | ||
| 【13】 | 食品、環境の影響 食品、環境化学物質の免疫系機能への影響（担当者：大岡） | ||
| 【14】 | 抗体治療薬と癌ワクチン療法 抗体を利用した薬剤の作用機序と癌ワクチン療法の開発（担当者：大岡） | ||
| 【15】 | 免疫制御治療の未来 免疫制御治療の未来（担当者：岩田） | ||
| 評価方法 |
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| 課題レポートおよび出席点（60％）討論および授業態度(40%) |
| 教科書 |
| 免疫生物学（原著第７版）Murphy, Travers, Walport著、笹月健彦監訳、南江堂、ISBN978-4-524-25318-7、この他、免疫学分野の原著論文・総説等について、適宜プリントを配布 |
| 参考図書 |
| 備考 |
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| 授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。 |