徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    解析化学 薬学専門研究(Research in Analytical Chemistry)

科目番号10052担当教員名山口 健太郎単位12単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次1,2,3,4,5
授業概要
【専門領域分野】医薬品開発・高度医療分野
【授業概要】
機能性超分子化合物およびその高次会合体を構築し、単結晶X線解析法やコールドスプレーイオン化質量分析法および高磁場NMR解析手法を用いて構造解析を行う。この一連の課題を通じて、解析手順を組上げる論理性や解析化学研究に関する能力および、この課程で遭遇する種々の問題解決能力を修得する。
【養成したい人材像と履修目標】
各種機能性超分子化合物およびその高次会合体の構築、および単結晶X線解析法やコールドスプレーイオン化質量分析法および高磁場NMR解析手法を用いたこれらの構造解析を行う能力有し、さらに、解析手順を組上げる論理性や高度精密解析機器の原理や特性を理解し使いこなす能力、および、この課程で遭遇する種々の問題を迅速に解決する能力のある人材を養成する。
【関連授業科目および連携】
「解析化学 薬学演習」:解析化学 薬学専門研究を通して得られる英語論文の知識や論理的に討論できる能力の開発と併せて、本専門研究による当該分野における研究能力の獲得を目指す。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】機能性超分子の合成およびX線構造 各種超分子ポリマーの構築および構造に関する研究 山口・本科目は研究指導を主体としている。 
【2】機能性超分子の合成およびX線構造  MS用多価イオンプローブの合成および構造に関する研究 山口・  
【3】機能性超分子の合成およびX線構造  薬剤送達機能分子の構築および構造に関する研究 山口・  
【4】機能性超分子の合成およびX線構造  金属配位性連鎖構造の構築および構造に関する研究 山口・  
【5】質量分析             FAB, MALDIおよびESIイオン化法の特性 山口・  
【6】質量分析              コールドスプレーイオン化法の応用 山口・  
【7】NMR解析             高磁場NMRによる溶液構造と結晶構造との比較 山口・  
【8】新規機器開発          問題解決に向けて最良の分析機器を設計する。 山口・  
評価方法
発表・討論・学会発表・英語論文作成と発表(60%)および研究態度(40%)
教科書
特に指定しない。
参考図書
【教育資料・参考資料】
適宜、関連文献および装置操作マニュアル等。
備考
解析化学講座に配属される大学院生は本演習科目を取得することが必須となる。
博士(薬学)の学位取得には、本薬学専門研究に基づき1報以上の論文(英文)の学会誌等(査読付)への発表が必要となる。