徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    病態生理学 薬学演習 (Seminar in Neurophysiological Science)

科目番号10070担当教員名小西 史朗単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次1〜4年
授業概要
【専門領域分野】神経生理薬理学・神経病態生理学・医薬品開発・高度医療分野
【授業概要】脳神経系のはたらき、精神神経疾患の発症機構と治療に関する知識を深めるために古典的および先端的な論文を熟読して、その内容をまとめて発表・討論し、また自己の研究内容の進捗を報告し、プレゼンターション能力・研究討論力を錬磨する。また、このような訓練を通して、研究計画の立案、研究遂行、論文作成の力を修練することを目指す。
【養成したい人材像と履修目標】
脳神経系に関する高度な専門知識を習得した研究・技術者を養成し、神経系の薬物療法および創薬に関する知識を活用して医療関連分野で活躍・貢献できる指導的な人材の育成をめざす。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】神経生理科学の歴史的背景(1): 「脳神経系の構造と機能」に関する歴史的論文論文読解・資料作成の能力(50%)・プレゼンテーション力・討論力 (50%) 
【2】神経生理科学の歴史的背景(2): 「ニューロンの興奮性」に関する歴史的論文  
【3】神経生理科学の歴史的背景(3): 「シナプス伝達」に関する歴史的論文  
【4】神経伝達の生理学(1): 「神経伝達物質の遊離機構」に関する論文  
【5】神経伝達の生理学(2): 「神経伝達物質の受容体機構」に関する論文  
【6】神経伝達の生理学(3): 「神経伝達の薬理学・創薬」に関する論文  
【7】シナプス伝達機構(1): 「シナプス後性制御機構」に関する論文  
【8】シナプス伝達機構(2): 「シナプス前性制御機構」に関する論文  
【9】シナプス可塑性機構(1): 「長期増強・長期抑圧」に関する論文  
【10】シナプス可塑性機構(2): 「シナプス可塑性と記憶学習」に関する論文  
【11】ニューロン・グリア相関: 「3者間あるいは4者間シナプス」に関する論文  
【12】精神神経疾患(1): 「イオンチャネル・受容体の機能障害よる疾患」に関する論文  
【13】精神神経疾患(2): 「神経変性疾患・認知症」に関する論文  
【14】精神神経疾患(3): 「成体ニューロン新生と薬物作用機序」に関する論文  
【15】研究進捗報告: 研究成果のまとめとプレゼンテーション  
評価方法
論文検索調査・論文紹介および研究進捗報告の資料作成・発表討論
教科書
原著論文とその参考図書など。
参考図書
関連研究分野の解説書・教科書など。
備考
薬理学講座に所属する大学院生は本演習科目を修得することが必修である。