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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10315 | 担当教員名 | 石田 志朗 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期集中 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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医療現場において、医薬品の適正使用を推進するためには、医薬品の情報が付加されて初めて達成できる。加えて、医薬品情報が医療従事者や患者に適切に提供され、十分に理解されることが必修の条件である。そのためには、医薬品情報の収集、評価、整理、提供できる能力が薬剤師には要求される。本講義では、インターネット、書籍、科学論文等からの医薬品・医療に関する情報の収集方法とその情報を評価するための医療統計、さらに情報提供の方法について学ぶ。 |
到達目標 |
医薬品適正使用に関われる医薬品・医療情報専門薬剤師を目指す。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 医薬品情報概論(1):医療情報サービスの定義と歴史 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:医療現場で必要としている医薬品情報をリストアップする |
【2】 | 医薬品情報概論(2):医療情報サービスの必要性とその機能 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:医療現場で必要としている医薬品情報の検索方法について調査する |
【3】 | 医薬品情報概論(3):医療情報サービスにおける薬剤師の役割 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:薬剤師と医薬品情報の関わりについて考える |
【4】 | 医薬品情報概論(4):医薬品情報に対するニーズの評価 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:医薬品データベースをリストアップする |
【5】 | 医薬品情報検索(1):医薬品データベースの種類と機能 | 集中講義、コンピュータ演習 | 復習:講義内容の整理、インターネットでデータベースを検索する 予習:治療ガイドラインをリストアップする |
【6】 | 医薬品情報検索(2):有益な治療ガイドラインの概説と検索の演習 | 集中講義、コンピュータ演習 | 復習:講義内容の整理、治療ガイドラインをインターネットで検索する 予習:指定の科学論文を熟読する |
【7】 | 医薬品情報検索(3):医療に関連する科学論文の概説と検索の演習 | 集中講義、コンピュータ演習 | 復習:講義内容の整理、インターネットで科学論文の検索を行う 予習:医薬品情報室への問い合わせ内容をリストアップする |
【8】 | 医薬品情報の提供:医薬品情報に対する効果的な回答 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:臨床試験について調査する |
【9】 | 臨床試験の評価(1):臨床試験の分類と評価 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:指定した臨床試験の科学論文を熟読する |
【10】 | 臨床試験の評価(2):臨床試験の科学論文の要約および序文の解釈 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:臨床試験の方法について調査する |
【11】 | 臨床試験の評価(3):臨床試験デザインの概説 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:臨床試験の結果の表現について調査する |
【12】 | 臨床試験の評価(4):臨床試験の結果の測定方法の概説 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:統計処理の方法について調査する |
【13】 | 臨床試験の評価(5):臨床試験結果の医療統計的解釈 | 集中講義 | 復習:講義内容の整理 予習:コンピュータによる統計処理方法について調査する |
【14】 | 臨床試験の評価(6):臨床データ解析方法の概説と演習 | 集中講義、コンピュータ演習 | 復習:講義内容の整理、課題のデータを用いコンピュータによるデータ処理を行う。 方法:コンピュータスキルを習得しておく(EXCEL、FileMaker) |
【15】 | 医薬品データベース:コンピュータによるデータベースの作成 | 集中講義、コンピュータ演習 | 復習:講義内容の整理と問題点の抽出、医薬品データベースを作成する |
評価方法 |
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課題レポート(50%)、討論および授業態度(50%) |
教科書 |
折井孝男編 「医薬品情報学」南山堂、プリント |
参考図書 |
日本医療情報学会編 「医療情報 情報処理技術編、医療情報システム編、医学・医療編」篠原出版 |
備考 |
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コンピュータスキルは習得しておく。特にインターネット、Excel、File Maker。 |