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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10316 | 担当教員名 | 宗野 真和 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期集中 | 対象年次 | 1・大学院 |
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| 授業概要 |
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| 【専門領域分野】医療解析・医療安全分野 専門領域分野】医療解析・医療安全分野 【授業概要】フリーラジカルは、不対電子を有して遊離基とも呼ばれ、その反応様式は、通常のイオン反応と比較して独特である。一方カルベンは、価電子６個の荷電のない炭素であり、三員環の生成、閉環メタセシス反応など特有な反応が知られている。本講義では、電子移動による酸化還元反応によって生成する活性酸素・フリーラジカル種の生成過程や消去過程、その反応特異性などについて詳解する。また、カルベンの合成への応用および量子計算の応用についても詳解する。 |
| 到達目標 |
| 【養成したい人材像と履修目標】 創薬開発および高度医療への応用をにらみ、基礎薬学分野である有機化学に立脚した機能分子の創製と解析が出来る、エキスパートの育成を目指す。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | ラジカル反応（１）：フリーラジカルの生成と反応、電子移動と有機フリーラジカル | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【2】 | ラジカル反応（２）：一電子還元剤・ヨウ化サマリウム（II）を用いたカップリング反応 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【3】 | ラジカル反応（３）：一電子酸化剤・セリウム（IV）を用いたカップリング反応 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【4】 | 有機電解反応（１）：有機電解反応と応用 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【5】 | 有機電解反応（２）：有機電解還元を用いた炭素-炭素結合生成反応および官能基化反応 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【6】 | カルベンの反応（１）：カルベンとは | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【7】 | カルベンの反応（２）：Fischer型カルベン錯体の生成と反応 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【8】 | カルベンの反応（３）：Schrock型カルベン錯体の生成と反応 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【9】 | 量子化学計算（１）：量子化学計算とは | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【10】 | 量子化学計算（２）：量子化学計算の応用(CD, NMR, ESR) | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【11】 | 質量分析（１）：装置と原理について | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【12】 | 質量分析（２）：高速液体クロマトグラフフィーの原理と装置について | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【13】 | 質量分析（３）：試料に適したイオン化法 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【14】 | 質量分析（４）：分離分析に用いる試料調製，前処理 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 【15】 | 質量分析（５）：マススペクトルの解釈 | 集中講義形式 | 課題レポート（30分） |
| 評価方法 |
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| ・講義中の討論内容(50%)、課題レポート(50%)などを総合的に評価する。 レポート等に対する解説・講評は、科目クラスルームまたは個別面談等で行う。 |
| 教科書 |
| ・必要に応じて適宜プリントなどを配布する。 |
| 参考図書 |
| ・「電子移動の化学」(渡辺・中林 著)(朝倉書店)、「有機フリーラジカルの化学」(東郷 著)(講談社サイエンティフィク) |
| 備考 |
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| ・担当：宗野真和，中島勝幸，岡本育子 ・授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。 ・オフィスアワー(宗野）：水・木曜日 16:30〜17:30 場所：21-1104 オフィスアワー(中島）：火・木曜日 17:00〜18:00 場所：21-0106 オフィスアワー(岡本）：月・金曜日 17:00〜18:00、場所: 24-0602 ・実務経験：平成5年4月〜平成9年3月 杏林製薬(株)合成研究センター勤務（中島） |