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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11739 | 担当教員名 | 山田 麻紀 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1,2年 |
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授業概要 |
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【授業概要】神経系疾患および精神疾患の薬物治療の原理を理解するためには、正常な脳神経系の構造と機能およびその病態生理的変化について知識を深めることは重要である。脳・脊髄を含めた中枢神経系および末梢神経系の神経細胞間シナプスにおける化学伝達およびその制御機構の細胞・分子基盤について学び、神経生理科学を体系的に学習することによって、神経系に関する基礎的な理解を深めるとともに、神経系疾患の予防・治療法についても学び、将来の創薬を展望する。 |
到達目標 |
【養成したい人材像と履修目標】 脳神経系に関する高度な専門知識を習得した研究者・医療関連専門職従事者を養成し、神経系の薬物療法および創薬に関する知識を活用して科学・医療関連分野で活躍・貢献できる指導的な人材の育成をめざす。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 神経生理学概論(1) 脳神経系の構造について論じられる | 講義・演習・実習 | |
【2】 | 神経生理学概論(2) 脳神経系の構成細胞(ニューロン・グリア細胞・血管)について論じられる | ||
【3】 | 神経伝達の生理学(1) 化学伝達研究の歴史的背景(化学・電気シナプス)について論じられる | ||
【4】 | 神経伝達の生理学(2) 神経伝達物質の遊離機構について論じられる | ||
【5】 | 神経伝達の生理学(3) 神経伝達物質の受容体機構について論じられる | ||
【6】 | 神経伝達の生理学(4) 神経伝達の薬理学について論じられる | ||
【7】 | 神経細胞の電気的特性 ニューロンの興奮性と活動電位発生機構について論じられる | ||
【8】 | 神経システム 神経伝達のシステム理論について論じられる | ||
【9】 | シナプス伝達機構(1) シナプス後電位(興奮・抑制)と反転電位について論じられる | ||
【10】 | シナプス伝達機構(2) 前シナプス機構(シナプス前抑制・促通)について論じられる | ||
【11】 | シナプス可塑性 シナプス長期増強・長期抑圧について論じられる | ||
【12】 | 可塑性機構 シナプス可塑性とシステム可塑性、記憶について論じられる | ||
【13】 | 神経グリア相関・脳内微小循環(血管生物学) ニューロン・グリア細胞間相互作用・脳内微小循環(血管生物学)について論じられる | ||
【14】 | 精神神経疾患(1) イオンチャネル・受容体機能障害よる疾患について論じられる | ||
【15】 | 精神神経疾患(2) 神経変性疾患・認知症・成体ニューロン新生について論じられる |
評価方法 |
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演習レポート(50%)・討論および実習 (50%)。発表、発言の機会を設定し、理解不足、また、よい発想があれば、その場で指摘する。また、課題への取り組み方や、考えの構築の仕方についてもフィードバックする(プロセスに対するフィードバック)。 |
教科書 |
脳神経科学 羊土社ISBN 978-4-7581-2201-6,“From Neuron To Brain” JG Nicholls et al. (Sinauer Associates Inc 5版, ISBN-10: 0878936092)“Principle of Neural Science” ER Kandel, JH Schwartz, TM Jessell (McGraw-Hill 4版, ISBN 0-8385-77 01-6) |
参考図書 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 毎週 火17時-19時 急ぎの場合、これ以外の日時でも相談に応じる(長時間を要する時は、事前の予約が望ましい 【備考】講義項目のいくつかは実習・演習形式で実施する。 |