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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11810 | 担当教員名 | 冨永 貴志 | 単位 | 12単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 1 - 4 |
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授業概要 |
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脳神経系の神経細胞からなる神経回路が,どのように記憶・学習といった脳高次機能を実現しているかを総合的に研究する。手段として,伝統的なパッチクランプ法などの電気生理学的手法の他に,膜電位感受性色素などを用いた神経回路動作の可視化法,コンピュータによるシミュレーションなどの手法を用いる。これらの先端課題を研究するためには独自の新規の計測ツールの開発が必須であり,これを行う。これらを通して,脳の生理学的理解に必要な研究遂行能力を修得する。 |
到達目標 |
脳や神経系の働きについて物理学化学の言葉で表現できるような研究者を育成する。これが達成されることにより,脳機能の応用的利用,病気,環境要因からの保護,老化などの生理学的変化に対する治療薬の開発など多岐にわたる分野で活躍できる人材を育成する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 海馬、海馬近傍回路を中心にした記憶・情動回路の神経回路機構の解明 | 研究の実施 | |
【2】 | 光計測法を中心とした脳神経回路活動の新規計測技術の開発 | 研究の実施 | |
【3】 | 脳の発生発達期の回路形成異常による病態の神経回路機構の解明 | 研究の実施 |
評価方法 |
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学会発表,論文公表,特許取得を最終的な評価の対象とするアウトプットとする一方,そこに至る課程を評価する。 |
教科書 |
関連研究分野の原著論文や総説など。 |
参考図書 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 金曜日17時〜18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟8階神経科学研究所 マサチューセッツ工科大学ピコワー記憶学習研究所 客員研究員 2008 (0.2 年) マサチューセッツ工科大学 客員研究員 2004-2005 (1 年) 国立研究開発法人理化学研究所脳科学総合研究センター スタッフサイエンティスト 2002-2005 (3年) 国立研究開発法人理化学研究所脳科学総合研究センター 研究員 1997-2002 (5年) 国立研究開発法人産業技術総合研究所(前電子科学総合研究所)特別技術職員 1994-1995(1.5年) |