徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品合成化学 Synthetic Organic Chemistry

科目番号11816担当教員名吉田 昌裕単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1,2年
授業概要
医薬品の研究開発における重要なプロセスである、リード化合物の創出と化学構造変換による最適化について紹介し、医薬品創製に必要な医薬品化学並びに有機化学に関する応用知識を習得する。主な医薬品の開発経緯に関し具体例を挙げて紹介し、製薬企業においてどのようにして創薬研究が行われているか解説する。特にコンビナトリアルケミストリーやドラッグデザイン等を活用したリード化合物探索、化学構造変換によるリード化合物の最適化に重点を置き詳細に説明する。更に市販されている医薬品の合成法を概説し、有機化学の視点からみた創薬について理解を深める。
到達目標
これまで開発された医薬品および潜在的薬理活性物質に関する知識を深め(知識)、創薬に対する関心・意欲を高める(関心・意欲)。また講義内容に即した課題レポートを通じて、創薬に必要な逆合成解析について習得するとともに(技能)、論理的思考能力の育成を目指す(思考・判断)。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】概論 創薬における有機化学の重要性について講義形式課題レポート作成(1時間)
【2】創薬の流れ 現代における創薬プロセスの流れについて講義形式課題レポート作成(1時間)
【3】気管支喘息治療薬1 気管支喘息治療薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【4】気管支喘息治療薬2 気管支喘息治療薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【5】抗炎症薬1 非ステロイド系抗炎症薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【6】抗炎症薬2 非ステロイド系抗炎症薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【7】抗炎症薬3 非ステロイド系抗炎症薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【8】抗炎症薬4 非ステロイド系抗炎症薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【9】抗菌薬1 抗菌薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【10】抗菌薬2 抗菌薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【11】抗菌薬3 抗菌薬の創製について講義形式課題レポート作成(1時間)
【12】保護基の化学 医薬品合成における保護基について講義形式課題レポート作成(1時間)
【13】立体化学1 医薬品合成における立体化学について講義形式課題レポート作成(1時間)
【14】立体化学2 医薬品合成における立体化学について講義形式課題レポート作成(1時間)
【15】まとめ 医薬品合成化学に関する総括講義形式課題レポート作成(1時間)
評価方法
課題レポート(60%)、討論および授業態度(40%)。講義および議論の理解度の状況に応じて評価する。
試験の講評および解説については、個別面談を通じて開示する。
教科書
必要に応じてプリント等を配布する.
参考図書
創薬化学系のテキスト
備考
オフィスアワー:火曜日17:00〜18:00、木曜日17:00〜18:00
場所:21-0604
実務経験なし