徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬剤疫学(Pharmacoepidemiology)

科目番号11830担当教員名飯原　なおみ単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1・2年
授業概要
医薬品使用による臨床アウトカムには種々の因子が関与するため、適切な手法により医薬品使用と臨床アウトカムとの関連性を評価する必要がある。本講義では、薬剤疫学手法を用いて医薬品の有効性、安全性等評価が行えるように、薬剤疫学のデザイン、リアルワールドデータの取り扱い、ファーマコビジランスでの活用について学習する。
到達目標
薬剤疫学研究に関心をもち、その手法や注意点について概説できる（知識・態度）。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬剤疫学概論講義、演習レポート作成
【2】薬剤疫学と研究デザイン（１）
症例報告、症例集積研究		講義、演習レポート作成
【3】薬剤疫学と研究デザイン（２）
コホート研究		講義、演習レポート作成
【4】薬剤疫学と研究デザイン（３）
ケースコントロール研究		講義、演習レポート作成
【5】薬剤疫学と研究デザイン（４）
セルフコントロールド研究		講義、演習レポート作成
【6】薬剤疫学と研究デザイン（５）
メタアナリシス		講義、演習レポート作成
【7】薬剤疫学と研究デザイン（６）
その他のデザイン		講義、演習レポート作成
【8】薬剤疫学と報告基準
STROBE、RECORDなど		講義、演習レポート作成
【9】薬剤疫学とリアルワールドデータ（１）
データベースの特徴と利用		講義、演習レポート作成
【10】薬剤疫学とリアルワールドデータ（２）
曝露の扱い		講義、演習レポート作成
【11】薬剤疫学とリアルワールドデータ（３）
プロペンシティスコア、操作変数、未測定交絡		講義、演習レポート作成
【12】薬剤疫学とリアルワールドデータ（４）
アウトカムとバリデーション		講義、演習レポート作成
【13】薬剤疫学とファーマコビジランス（１）
ファーマコビジランスの概説		講義、演習レポート作成
【14】薬剤疫学とファーマコビジランス（２）
ファーマコビジランスのプロセス		講義、演習レポート作成
【15】薬剤疫学の最新の話題と今後講義、演習レポート作成
評価方法
レポート（60％）授業態度・討論状況(40%)
レポートの講評等は対面でフィードバックする。
教科書
特になし
参考図書
薬剤疫学の基礎と実践　景山茂、久保田潔、編集　医薬ジャーナル社 ISBN -978-4-89775-439-0
薬剤疫学への招き �眦捗捨粥�飯原なおみ、小竹武、著　京都廣川書店 ISBN-978-4-901789-31-8
備考
【備考】授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。
「薬剤疫学とファーマコビジランス（１）」と「薬剤疫学とファーマコビジランス（２）」は池田博昭が担当する。それ以外は飯原なおみが担当する。
【オフィス・アワー】
飯原：月曜日16時25分〜17時55分 薬学研究棟6階