徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    有機金属化学

科目番号20012担当教員名堂上 美和単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1
授業概要
【授業概要】
有機金属の特性を利用した有機反応は,従来型の反応でなしえない合成ルートの改善や短縮に貢献するため,最近の合成化学には頻繁に用いられている。本授業では,特に有機金属を用いた炭素-炭素結合形成反応に焦点を絞り有機金属化学の基礎理論と反応様式について解説する。さらに,有機合成で広く応用されている遷移金属の天然物合成と創薬化学への応用について学ぶ。
【養成したい人材像と履修目標】
基礎薬学分野において,創薬開発ならびに高度医療への応用につながる最先端の有機金属化学反応を詳細に学ぶと共に,その研究成果を挙げ,将来国際的な活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。
有機金属触媒の種類が概説できる,代表的な遷移金属触媒反応が説明できる,遷移金属の天然物合成と創薬化学への応用について説明できることを履修目標とする。
【関連授業科目および連携】
「不斉合成化学」:立体電子効果の概念を学ぶ「不斉合成化学」は本授業の分野に近接しており,連携して有機金属化学,有機化学反応を学ぶことができる。
到達目標
【養成したい人材像と履修目標】
基礎薬学分野において,創薬開発ならびに高度医療への応用につながる最先端の有機金属化学反応を詳細に学ぶと共に,その研究成果を挙げ,将来国際的な活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。
有機金属触媒の種類が概説できる,代表的な遷移金属触媒反応が説明できる,遷移金属の天然物合成と創薬化学への応用について説明できることを履修目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】典型元素の特徴集中講義形式 
【2】典型金属・類似金属の反応集中講義形式 
【3】Siの特性と反応集中講義形式 
【4】Bの特性と反応集中講義形式 
【5】Alの特性と反応集中講義形式 
【6】遷移金属の特徴集中講義形式 
【7】遷移金属を用いた反応の特徴集中講義形式 
【8】遷移金属(Pd, Ni)の反応集中講義形式 
【9】遷移金属(Rh, Zr, Ti)の反応集中講義形式 
【10】有機金属反応を活用した複雑な天然物合成 (I)集中講義形式 
【11】有機金属反応を活用した複雑な天然物合成 (II)集中講義形式 
【12】創薬化学について集中講義形式 
【13】創薬化学の実際 (I)集中講義形式 
【14】創薬化学の実際 (II)集中講義形式 
【15】有機金属反応を活用した創薬化学集中講義形式 
評価方法
講義中の討論の内容及びレポートなどを総合的に評価する
教科書
参考図書
ヘゲダス遷移金属による有機合成 ヘゲダス 東京化学同人 ISBN 978-4807907366
ウォーレン有機化学上・下 ウォーレン 東京化学同人 ISBN 978-4807905683, 978-4807905690
この他、必要に応じて適宜プリントを配布
備考