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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20023 | 担当教員名 | 新着任教員 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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近年の著しい免疫学の発展により、病因の詳細が不明であった疾病の多くが免疫系の異常に端を発することが明らかとなってきた。従って、免疫学を基礎とする情報やそれらを踏まえた治療戦略理論の構築は近代医療に欠かすことができない要素となってきており、実際に近年になって登場した多くの新規医薬品が、免疫学の理論を応用した作用機序を有している。本講義ではこれら免疫学に立脚した治療に焦点を絞り、その分子メカニズムの理解と治療への応用についての詳細を学ぶ。さらに近年登場した医薬品のうち、免疫学に関連した抗体医薬品や分子標的薬について系統的に理解を深める。 |
到達目標 |
1. 免疫機構の概略を知り、自然免疫と獲得免疫を説明できる 2.自然免疫系に属する細胞とその役割を説明できる1 3.自然免疫系に属する細胞とその役割を説明できる2 4.獲得免疫系に属する細胞とその役割を説明できる1 5.獲得免疫系に属する細胞とその役割を説明できる2 6.免疫機構の異常が原因として疑われる疾患を列挙できる 7.6で学んだ疾患の概略を説明できる 8.6で学んだ疾患の薬物治療戦略について、従来の観点から説明できる 9.6で学んだ疾患の薬物治療戦略について、最新の知見を加えて構築を試みることができる |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 免疫機構の概念 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【2】 | 免疫機構と免疫細胞の役割について | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【3】 | 従来の免疫関連細胞の分化とその役割 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【4】 | 新しい免疫関連細胞の分化とその役割 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【5】 | 自己免疫疾患の概念と様々な旧知の自己免疫疾患 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【6】 | 新規の自己免疫疾患の概念 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【7】 | 個々の自己免疫疾患の病態 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【8】 | 個々の自己免疫疾患の治療法と治療薬 | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【9】 | 膵炎と免疫系の関わりについて | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【10】 | 肝炎と免疫系の関わりについて | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【11】 | 炎症性腸疾患と免疫系の関わりについて | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【12】 | 神経疾患と免疫系の関わりについて | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【13】 | 代謝性疾患と免疫系の関わりについて | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【14】 | 関節リウマチの病態と治療薬について | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
【15】 | アレルギー性疾患の病態と治療薬について | 講義(一部集中講義を含む)および討論 | 講義の内容を元にレポートを作成する |
評価方法 |
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課題レポート(60%)討論および講義中の口頭試問(40%) |
教科書 |
Immunobiology, Kenneth Murphy, Garland Science, ISBN-13: 978-0815342434 この他、必要に応じて適宜プリントを配布 |
参考図書 |
備考 |
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授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。 |