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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30106 | 担当教員名 | 浅川 義範 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期集中 | 対象年次 | 1年,2年 |
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授業概要 |
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創薬(Drug Discovery)とは医・薬学,バイオテクノロジーにおいて薬剤を見出し,また分子設計して医薬品を創製することに関する学問である。創薬資源として天然物から得られる化学成分からすでに抗がんおよび抗菌薬などの医薬品として開発されている。これまで天然物から得られ、現在医薬品として使用されている薬剤についての歴史、化学構造、薬理活性、全合成などの解説を行う。植物のなかでも特に最近注目されている菌類および下等緑色胞子植物の生物ならびに化学多様性と潜在的創薬資源物質について概要する。また苔類,蘚類およびシダ類など精油成分を含めた化学成分の単離、得られ化合物の立体絶対配置の決定、生物活性試験、さらに多量に得られる二次代謝物や安価な合成化合物の細菌、カビおよび緑藻のバイオキャタライザーを用いた微生物変換による機能性物質の創製および生成物の生合成についても概説する。 |
到達目標 |
これまで開発された天然医薬品および潜在的薬理活性物質の深奥をきわめ、健康福祉に役立てるよう国内外の教育機関あるいは製薬企業で将来国際的に活躍できる創薬研究者の人材育成を目指す。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 生物・化学多様性 菌類および下等緑色植物の生物・化学多様性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【2】 | 天然医薬品 菌類、薬用植物を基盤にした医薬品 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【3】 | 天然資源物質化学1 菌類および地衣類の生物活性物質の構造と活性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【4】 | 天然資源物質化学2 蘚類の生物活性物質の構造と活性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【5】 | 天然資源物質化学3 苔類の精油成分および香気の特性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【6】 | 天然資源物質化学4 苔類の生物活性物質の構造と活性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【7】 | 天然資源物質化学5 シダ類の生物活性物質の構造と活性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【8】 | キラル分子構造解析 天然薬物のCDキラル分析法 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【9】 | 微生物酵素の特性 細菌・黴・緑藻の酸化・還元酵素の特性 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【10】 | 微生物変換1 菌類・植物二次代謝産物テルペノイドの微生物変換 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【11】 | 微生物変換2 菌類・植物二次代謝産物芳香族化合物の微生物変換 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【12】 | 微生物変換3 菌類・植物二次代謝産物ステロイド、アルカロイドの微生物変換 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【13】 | 微生物変換4 合成有機化合物の微生物変換 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【14】 | 生合成1 抗生物質の生合成経路 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
【15】 | 生合成2 抗生物質の生合成経路 | 講義 | 講義内容部分の文献検索 |
評価方法 |
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課題レポート及び平常点、講義および議論の理解度の状況に応じて評価する |
教科書 |
必要に応じてプリント等を配布する.一部集中講義の場合もある |
参考図書 |
菌類・植物標本の提示,天然物化学および創薬化学系のテキスト |
備考 |
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「医薬品開発・高度医療分野」,浅川義範,長島史裕 の2名で担当 |