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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30118 | 担当教員名 | 富永 昌英 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1,2 |
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授業概要 |
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【専門領域分野】医薬品開発・高度医療分野 【授業概要】生理活性、分子認識能や選択的触媒活性をもつ分子がその活性や機能を発揮するためには、その分子内において活性、認識部位となる官能基が三次元的に適切な位置に配置される必要がある。分子の三次元構造は、共有結合で固定されることにより決まるだけでなく、分子内に働く相互作用によってコンフォメーション的に安定な構造として規定される。分子の三次元構造を決める要因である弱い相互作用とこれらの発現形である水素結合、CH−π相互作用、芳香環−芳香環相互作用、ファンデルワールス相互作用などについて学び、生理活性や分子認識能をもつ分子の設計に必要な考え方を習得する。 |
到達目標 |
基礎薬学分野において、創薬や生医学材料の開発につながる最先端の機能性分子設計学を詳細に学ぶと共に、その研究成果を挙げ、将来国際的な活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 立体化学(1):分子の形とキラリティー | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【2】 | 立体化学(2):アミノ酸および炭水化物の立体化学 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【3】 | 立体化学(3):立体中心炭素をもたない化合物のキラリティー | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【4】 | 立体化学(4):ラセミ化と光学分割 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【5】 | 立体化学(5):各種反応における立体化学(1) | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【6】 | 立体化学(6):各種反応における立体化学(2) | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【7】 | 立体化学(7):不斉合成 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【8】 | 分子間力(1):静電的相互作用とファンデルワールス力 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【9】 | 分子間力(2):水素結合とCH−π相互作用 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【10】 | 分子間力(3):分子間力の特徴と研究法 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【11】 | 分子間力(4):分子間力から見た有機化学 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【12】 | 分子間力(5):ホストとゲストの化学 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【13】 | 分子間力(6):生体分子の構造と分子間力 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【14】 | 分子間力(7):生命科学と分子間力 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
【15】 | 総括:創薬、生医学材料の分子設計と今後の展望 | 講義、質疑、討論 | プリントの予習・復習 |
評価方法 |
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課題レポートおよび平常点(60%)討論および授業態度(40%) |
教科書 |
必要に応じて適宜プリントを配布 |
参考図書 |
基礎 有機立体化学 S.R.Buxton, S.M.Roberts著 化学同人 ISBN4-7598-0860-4 超分子化学 J.-M. Lehn 化学同人 ISBN-4-7598-0782-9 |
備考 |
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授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。 【オフィス・アワー】16時〜18時、それ以外にも適宜、香川薬学研究棟3階有機化学講座 |