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| 徳島文理大学短期大学部 | 
| 科目番号 | 40160 | 担当教員名 | 大岡 嘉治 | 単位 | 2単位 | 
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1,2年 | 
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| 授業概要 | 
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| 【授業概要】分子レベルから細胞・個体レベルにまで及ぶ最先端の現代免疫学研究について具体例を取り上げ、免疫機能の誘導と制御に関するサイエンスとしての論理展開をディスカッションを通して辿りながら学習する。その中で、免疫細胞分化およびアレルギー、自己免疫,AIDSなどの免疫関連疾患の分子メカニズムを中心に考察を深め、それに基づく疾患制御の方法およびそれに向けた創薬の可能性についても考察する。 | 
| 到達目標 | 
| 【養成したい人材像と履修目標】 創薬および高度医療への応用につながる最先端の免疫学とその手法を学ぶと共に、これを基盤として研究成果を挙げ、将来、国際的な活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。  | 
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 現代免疫学概論 最先端の基礎免疫学研究の概要  | 講義(一部集中講義を含む)、課題発表、および討論 | |
| 【2】 | 免疫系の構築 骨髄と胸腺の働き  | ||
| 【3】 | 免疫細胞の分化 免疫細胞の分化系列と分化メカニズム  | ||
| 【4】 | 自然免疫 樹状細胞、マクロファージなどの機能分化と役割  | ||
| 【5】 | サイトカインと疾患 各種サイトカインの機能と疾患との関係  | ||
| 【6】 | 免疫応答の制御I 免疫細胞における情報伝達系の制御  | ||
| 【7】 | 免疫応答の制御II 免疫細胞における遺伝子発現の制御  | ||
| 【8】 | 免疫細胞の移動 リンパ球などの組織ホーミングとその制御機構  | ||
| 【9】 | 免疫寛容 経口免疫寛容の誘導と制御およびその破綻  | ||
| 【10】 | 免疫学的疾患 アレルギー性疾患および自己免疫疾患とその制御  | ||
| 【11】 | エピゲノムと免疫 エピゲノム研究の最前線と免疫学への応用  | ||
| 【12】 | 感染症と免疫 感染防御に関与する免疫細胞とサイトカイン  | ||
| 【13】 | 食品、環境の影響 食品、環境化学物質の免疫系機能への影響  | ||
| 【14】 | 抗体治療薬と癌ワクチン療法 抗体を利用した薬剤の作用機序と癌ワクチン療法の開発  | ||
| 【15】 | 免疫制御治療の未来 免疫学に基づいた新たな疾患治療法と創薬の可能性  | ||
| 評価方法 | 
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| 課題レポートおよび平常点(60%)討論および授業態度(40%) | 
| 教科書 | 
| 免疫生物学(原著第7版)Murphy, Travers, Walport著、笹月健彦監訳、南江堂、ISBN978-4-524-25318-7、この他、免疫学分野の原著論文・総説等について、適宜プリントを配布 | 
| 参考図書 | 
| 備考 | 
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| 授業計画の数項目を外部講師に依頼することがある。 |