徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械電子工学演習A

科目番号33184担当教員名中島 賢一郎単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
(授業目的・方針 等)
エネルギ相互間の関係、ならびに熱エネルギの移動する方向は熱力学の講義で、理解したはずです。それに対し伝熱工学は、熱エネルギの移動の速さを取り扱う学問であり、熱力学と合同して、我々が使用する機器・装置の重量や面積あたりの性能向上など実際の技術に直接関連したものです。
本授業は、熱移動のメカニズム、基礎支配方程式等を理解するとともに、伝熱設計に必要な基礎的能力を養成する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】【1】熱伝達の基礎   熱伝達の3形態、ならびに伝熱学に必要な単位、物性値等の   基本事項  
【2】【2】熱伝導について   熱伝導のメカニズム、および熱伝導式の導出  
【3】【3】定常熱伝導  
【4】【4】非定常熱伝導  
【5】【5】対流熱伝達について   対流による熱移動のメカニズム、および基礎方程式の導出  
【6】【6】強制対流熱伝達   平行平板間の強制対流熱伝達、相似則と無次元数の理解  
【7】【7】強制対流熱伝達   境界層の概念  
【8】【8】自然対流熱伝達  
【9】【9】中間試験  
【10】【10】層変化を伴う熱伝達   沸騰熱伝達   
【11】【11】層変化を伴う熱伝達   凝縮熱伝達  
【12】【12】放射伝熱  
【13】【13】熱交換器   熱交換器の種類、その選定方法  
【14】【14】熱交換器の設計  
【15】【15】期末試験  
評価方法
課題レポート、中間試験、期末試験に加え、出席状態等を総合して評価する。
教科書
伝熱工学:日本機械学会
参考図書
伝熱工学の基礎:オーム社;棚沢一郎、塩冶震太郎,
伝熱工学資料:日本機械学会
伝熱工学:森北出版:一色尚次,基礎伝熱工学;共立出版株式会社;北村健三,大竹一友
備考
課題レポートは次の授業週の月曜日までに提出すること。演習問題の解答を次回授業において説明する。