徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    システム工学 I

科目番号00120担当教員名田淵 敏明単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年
授業概要
【授業概要】システム工学は,個々の部門(要素)を総合化して,全体(一つのシステム)を効率よく動かしていくための方法あるいは手法を追求する学問分野である.その方法あるいは手法は非常に広範多岐にわたるが,本講義では,それらの手法の基礎となる情報処理について述べる.
【到達目標】(1)平均,標準偏差が使いこなせるようになる
      (2)これらを意思決定,行動決定に繋げて行くことができるようになる
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】システム工学と情報処理のいくつかの形態座学とパソコン実習の併用. 
【2】乗用車の特徴をインターネットデータから評価してみよう(平均ということ)  
【3】平均ってなに?(平均の持つ意味,平均は非常に民主的な代表値である)  
【4】乗用車の特徴をインターネットデータから評価してみよう(標準偏差ということ)  
【5】標準偏差ってなに?(標準偏差の持つ意味)  
【6】課題演習1(実際に各自データを用意し,それを意思決定支援,行動決定支援に繋げていくこと)  
【7】中間まとめ(パソコンと意思決定支援,行動決定支援)  
【8】多次元情報と情報の縮約1(入学試験における英語の数学の2変量間の相関関係)  
【9】多次元情報と情報の縮約2(乗用車の特徴を5つの指標で見てみよう.5変量間の相関関係)  
【10】変量間の相関関係を考慮することの意義(固有値,固有ベクトルの有用性)  
【11】Excelを用いた行列の固有値,固有ベクトルの計算1(プログラム作成)  
【12】Excelを用いた行列の固有値,固有ベクトルの計算2(Excelは強力な武器になり得るということの体感)  
【13】課題演習2(実際に各自複数指標のデータを用意し,それを意思決定支援,行動決定支援に繋げていくこと)  
【14】課題演習2のプレゼンテーション  
【15】多次元情報の縮約と意思決定支援,行動決定支援(まとめ)  
評価方法
平常点,定期試験結果の総合による
授業を受けるための心構えとして,その日の授業の後は,家あるいは下宿で必ずその日の授業で行ったページを振り返っておくこと.そして,各自興味あるデータをインターネットなどを通じて収集し,そのデータへの適用を(実際にはしなくてもよいが)想像くらいはしてもらいたい.
教科書
添田喬,柴田浩,田渕敏明:情報処理技法の基礎,日新出版,\1,900
参考図書
適宜指示
備考
時間を守る習慣をつける趣旨で,遅刻3回=欠席1回でカウントするので,注意のこと