徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械要素・製図

科目番号32847担当教員名三野 正幸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
世の中では各種の機械が製造されており,我々はそれらに囲まれて生活している.工学部である限り,情報システム工学科の学生といえども,機械の知識は必要である.また図面を見る,描く機会がある.本科目では,機械要素について知ると共にそれらを図面として表すJISにそったルールを学ぶ.講義と共に,演習としてパソコンで図面を描く.種々広く応用できる点からワードの作図機能を使う.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】図面・線の様式,投影法:図面の構成要素,大きさ,尺度,線の種類,第三角法について,図面が描けるようにそれらの内容を学ぶ.  
【2】基本書式演習:これからの演習で図面を描くための各自のテンプレートを作成する.Word(一部 Excel)を使用する.  
【3】第三角法演習1:第三角法で簡単な物品の投影図を描く.製図の基本とWord の作図機能を習得する.  
【4】第三角法演習2:同上.  
【5】断面図:断面図が解読でき,描けるようにする.  
【6】断面図演習:角柱受台,すべり軸受の全断面図,片側断面図を描く.  
【7】寸法記入:寸法線,寸法補助線,寸法数字を記入できるように学ぶ.  
【8】寸法記入演習:ガイドレールを課題として,外形寸法を記入した図面を描く.  
【9】寸法補助記号:直径,半径,面取りなどの寸法補助記号および穴の寸法記入について図面に記入できるように学ぶ.  
【10】寸法補助記号演習:寸法補助記号の記入が必要な物品を描き,その理解を深める.  
【11】ねじ:ねじの略画法,寸法記入について実物との対応ができるように学ぶ.  
【12】ねじ演習:単体のおねじ,めねじ を描く.  
【13】歯車:歯車の選択および表現ができるように歯車の種類,歯形各部の名称,モジュールおよび略画法について学ぶ.  
【14】歯車演習:平歯車を表現する.  
【15】定期試験.  
評価方法
出席,作図演習の提出物,定期試験を下記の比率で総合して評価する. 出席 30点, 作図演習の提出物 30点,定期試験 40点 合計 100点
教科書
基礎製図,大西 清,理工学社,2000円
参考図書
備考