徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    水処理工学

科目番号23751担当教員名小山 健単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
河川・湖・海などの水環境を保全するには、工場あるいは家庭から排出される汚水を浄化する必要がある。本講義では、汚水処理の全体計画、物理・化学的処理法、生物学的処理法について学ばせる。この内容は、他の授業科目と連係しながら、「水質関係公害防止管理者」の資格取得に役立つものとする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション:汚水処理全般  
【2】工場における排水の処理計画  
【3】水質汚濁物質の沈降による処理  
【4】コロイド状物質を凝縮分離する方法  
【5】油など浮上させて分離する方法  
【6】微量のコロイド状物質をろ過により除去する方法  
【7】排出水のpH調整方法と中和の実際  
【8】酸化と還元、酸化還元電位  
【9】活性炭吸着と吸着特性  
【10】イオン交換法、膜分離法、電気透析法などの高度処理  
【11】汚泥として分離した水質汚濁物質処理  
【12】活性汚泥法の対象物質と微生物の役割  
【13】散水ろ床法、回転接触体法などの生物膜法  
【14】嫌気性細菌による有機物処理法  
【15】窒素・リンの除去方法  
評価方法
筆記試験により評価するが、小テスト成績を加味する。出席状況を考慮する。
教科書
「新・公害防止の技術と法規2006 水質編」 公害防止の技術と法規編集委員会 丸善 7,000円 、(他の授業科目にも共通使用)
参考図書
備考