徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    システム工学特論��(Advanced Systems Engineering ��)

科目番号10328担当教員名河合　浩行単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1,2年
授業概要
高集積化・複雑化が進む多様なシステムに対して、所望のシステム性能・機能を効率よく実現するシステム設計技術が求められている。本講義では、ユーザの要求に合わせて機能性能を設計できる技術としてリコンフィギャラブルシステム技術について論じる。講義では、最近注目を集めている人工知能の中核技術であるニューラルネットワーク技術についても最新の研究動向を交えて概観する。
到達目標
(1)知識：コンピュータアーキテクチャにおけるリコンフィギャラブル技術の有効性を説明できる。
(2)態度：システムの安全性について考えることができる。
(3)技能：リコンフィギャラブルシステムを設計できる。
(4)思考・判断：様々なリコンフィギャラブル・システムアーキテクチャの特徴を踏まえた選択ができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】プログラマブルロジック：PLDアーキテクチャ講義、討論復習、文献調査（90分）
【2】プログラマブルロジック：リコンフィギャラブルロジック講義、討論復習、文献調査（90分）
【3】PLD／FPGA用設計ツール：
　　　テクノロジーマッピング、配置配線手法、回路分割手法		講義、討論復習、文献調査（90分）
【4】リコンフィギャラブルシステムで用いる並列アルゴリズム
　　　パイプライン処理、SIMD処理		講義、討論復習、文献調査（90分）
【5】リコンフィギャラブルシステムで用いる並列アルゴリズム
　　　シストリックアレイ、データ駆動方式		講義、討論復習、文献調査（90分）
【6】リコンフィギャラブルシステムの構成例
　　　ハードウエアエンジンタイプ		講義、討論復習、文献調査（90分）
【7】リコンフィギャラブルシステムの構成例
　　　コプロセッサタイプ、プロセッサタイプ		講義、討論復習、文献調査（90分）
【8】動的リコンフィギャラブルプロセッサの概観講義、討論復習、文献調査（90分）
【9】DAPDNA技術、DR技術講義、討論復習、文献調査（90分）
【10】動的リコンフィギャラブルプロセッサ上での並列処理
　　パイプライン処理、マルチコンテキスト構成を利用したストリーム処理		講義、討論復習、文献調査（90分）
【11】動的リコンフィギャラブルプロセッサ上での並列処理
　　仮想ハードウエア、自己変更、自己適応型アーキテクチャ		講義、討論復習、文献調査（90分）
【12】人工知能の概観講義、討論復習、文献調査（90分）
【13】ニューラルネットワーク技術講義、討論復習、文献調査（90分）
【14】ニューラルネットワーク技術動向講義、討論復習、文献調査（90分）
【15】ニューロモーフィックアプローチ講義、討論復習、文献調査（90分）
評価方法
課題レポート（85点）と平常点（15点）の計100点に基づき評価する。
フィードバックはGoogle Classroomなどで行う。
教科書
末吉敏則、天野英晴編著、”リコンフィギャラブルシステム”、オーム社、ISBN4-274-20071-X、￥3800（税別）
参考図書
適宜資料を配布する。
備考
オフィイスアワー：　火曜日 13:05〜14:35（10号館7階3704）
【実務経験】昭和61年〜平成27年　三菱電機(株）LSI研究所他にてVLSI, SoC(System On a Chip)及びコンピュータアーキテクチャの研究開発に従事