徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    情報伝送工学特論

科目番号20019担当教員名妹尾 尚一郎単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1,2年
授業概要
さまざまな通信ネットワークを実現する通信プロトコルについて、広く使われているモニタリングツールの使用を通してプロトコル解析およびネットワーク診断技術の修得を図る。
到達目標
①知識(理解) Ethernet、IPなどいろいろな通信プロトコルとWiresharkを用いたそれらの解析手法を習得する。
②態度(関心・意欲) 通信ネットワークの階層アーキテクチャを理解し今後の技術の発展に対応して継続的に学習する態度を育む。
③技能(表現) 通信ネットワークのモニタリングや基礎的な診断、単純な障害の切り分けができるようになる。
④思考・判断 通信ネットワークの障害に対し、障害原因を特定する判断力を養う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】パケット通信のモニタリング:Wiresharkの導入とLANのモニタガイダンス、講義、質疑応答実習環境の準備
【2】IP, ICMPのモニタ講義、実習、質疑応答演習課題
【3】UDP, DNSのモニタ講義、実習、質疑応答演習課題
【4】TCP, HTTPのモニタ講義、実習、質疑応答演習課題
【5】DHCPのモニタ講義、実習、質疑応答演習課題
【6】NAT、NAPTとファイアウォール講義、実習、質疑応答演習課題
【7】VPN、トンネル講義、実習、質疑応答演習課題
【8】無線LAN講義、実習、質疑応答演習課題
【9】テザリング講義、実習、質疑応答演習課題
【10】IP電話講義、実習、質疑応答演習課題
【11】IPv6講義、実習、質疑応答事例調査
【12】ネットワーク管理講義、実習、質疑応答演習課題
【13】プロトコルの標準化講義、実習、質疑応答演習課題
【14】通信ネットワークの障害要因と障害解析実習、質疑応答実習の復習
【15】総合演習実習、発表、質疑応答実習の復習
評価方法
演習課題に対する解答の適合性や実習において発揮した技能により総合評価する。
教科書
講義資料を配布。
参考図書
「パケットキャプチャ入門 第3版 (LANアナライザWireshark活用術) 」、竹下恵、リックテレコム、ISBN: 978-4897979502、本体2,800円+税
「コンピュータネットワーク 第5版」、タネンバウム他、日経BP社、ISBN: 978-4822284763、本体8,000円+税
備考
実習用のPCを用意すること。
電子情報通信基礎工学特論の受講を前提とする。
オフィスアワー:火曜日5講時(研究室)