徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    電子計測制御工学特論

科目番号28228担当教員名牛田 明夫単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
近年、集積回路技術の急速な進歩によって大規模回路の開発が盛んに行われている。そこで、本講義では、Spiceシミュレータの構成とそれらを利用した回路解析について述べる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】デバイスモデル  モデル化の手法、ダイオードのモデル、バイポーラトラスタモデル  
【2】MOSDFETのモデル  大信号モデル、小信号モデル、高周波モデル  
【3】マクロモデル  微分器、積分器、OPアンプモデル、シュミットトリガ回路  モデル  
【4】小信号解析  節点解析とスタンプ、修正節点解析  
【5】回路方程式の解法  ガウスの消去法、LU分解法、ピボット選択、緩和法、シミュレーション  
【6】過渡解析  数値積分法(1段数値積分法(ルンゲクッタ法)、多段数値積分法)  
【7】アダムス・バシュフォース法、アダムス・ムルトン法、ギアー法  
【8】各種数値積分法の比較と予測子ー修正子アルゴリズム、可変ステップサイズ法、回路解析への応用  
【9】数値積分法の安定性  A安定、アダムス・バシュフォース法、アダムス・ムルトン法、ギアー法  
【10】多段数値積分法の離散化モデル  回路解析への応用、波形緩和法によるVLSI回路の解析  
【11】直流解析  動作点解析、ニュートン・ラフソン法、ニュートンの等価回路  
【12】解曲線追跡法を用いた直流解の求解法  弧長法、後退差分公式、解曲線追跡回路  
【13】ホモトピー法  ニュートン・ホモトピー法、定点ホモトピー法、線形ホモトピー法、シミュレーション  
【14】定常振動解析  時間領域での解法、周波数領域での解法、調波平衡法  
【15】伝送回路の解析  回路方程式、伝送線路モデル、数値ラプラス逆変換、シミュレーション  
評価方法
レポート提出
教科書
牛田明夫、田中衛、電子回路シミュレーション、コロナ社、3,400円
参考図書
備考