徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    機械材料工学特論

科目番号33633担当教員名祝 賢治単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針等)機械・構造物には、弾性限度を超える荷重、衝撃的に作用する荷重、繰り返し作用する荷重など、様々な荷重が作用する。また、高温や低温での使用、あるいは腐食環境での使用など、使用環境も様々である。このような荷重・環境下での材料の挙動を知ることにより、安全で経済的な機械・構造物を作ることができる。授業では、材料の強度と破壊について学ぶ。対象とする強度は、引張強度、衝撃強度、疲労強度、高温強度、環境強度である。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】材料の破損と破壊、き裂の力学  
【2】強度の基本的特性(1)、引張強度、破壊の特徴  
【3】強度の基本的特性(2)、多軸応力下の強度、破壊じん性  
【4】強度の基本的特性(3)、衝撃強度、非金属材料の強度  
【5】疲労強度(1)、疲労破壊の様相、S-N曲線と疲労限度  
【6】疲労強度(2)、疲労強度に及ぼす諸因子の影響、低サイクル疲労  
【7】疲労強度(3)、変動振幅応力下の疲労、疲労き裂進展  
【8】疲労強度(4)、疲労機構、非金属材料の疲労強度  
【9】高温強度(1)、クリープ変形およびクリープ破壊  
【10】高温強度(2)、高温疲労寿命  
【11】高温強度(3)、高温におけるき裂の進展、耐熱用新材料  
【12】環境強度(1)、材料強度に及ぼす環境効果、腐食の電気化学機構  
【13】環境強度(2)、応力腐食割れ  
【14】環境強度(3)、腐食疲労、非金属材料の環境強度  
【15】定期試験  
評価方法
定期試験(筆記)により評価する
教科書
改訂 材料強度学、(社)日本材料学会、ISBN4-901381-26-1
参考図書
備考