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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10290 | 担当教員名 | 河合 浩行 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1,2,3年 |
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授業概要 |
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高集積化・複雑化が進む多様なシステムに対して、所望のシステム動作を無駄なく安全・快適に実現するシステム制御技術が求められている。本講義では、システム特性情報収集のためのセンシング技術、システムを安全・快適に動かすシステム同定・制御技術、対象システムのモデルベースシミュレーション技術および実装技術について技術課題および研究動向を講義する。さらに、低炭素化ニーズに向けたシステム電力制御技術、IOT 環境下におけるシステムの機能安全とセキュリティに関しても議論する。 |
到達目標 |
(1)知識:制約条件を踏まえたシステムレベル設計ができる。 (2)態度:様々な視点からシステム要求の詳細化・具体化が行える。 (3)技能:システム要求を実現するためにどんな指標の数値化が必要かを適切に選択できる。 (4)思考・判断:センシングデータを分析し、システム機能の安全性を実現できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | ITと制御の融合動向の概説 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【2】 | センシングデバイス技術と課題(1) 〜物理センサデバイス〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【3】 | センシングデバイス技術と課題(2) 〜化学センサデバイス〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【4】 | センサーネットワーク技術と課題(1) 〜センサノードアーキテクチャ〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【5】 | センサーネットワーク技術と課題(2) 〜低電力通信(Zigbee, BluetoothLEなど)応用技術〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【6】 | システム同定・制御技術と課題(1) 〜同定アルゴリズム〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【7】 | システム同定・制御技術と課題(2) 〜センシング連携、経時変動追従〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【8】 | モデルベース設計技術と課題(1) 〜機電一体設計〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【9】 | モデルベース設計技術と課題(2) 〜モデルベース設計のメリット・デメリット〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【10】 | システム実装技術と課題(1) 〜ノーマリーオフ・コンピューティング技術とその応用〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【11】 | システム実装技術と課題(2) 〜MEMS、コグニティブ・コンピューティング〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【12】 | システム電力制御技術と課題 〜ミクロ制御、マクロ制御〜 | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【13】 | 機能安全(IEC 61508等の規格動向) | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【14】 | 機能安全(ディペンダブル設計技術) | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
【15】 | 機能安全(セキュリティ) | 講義、討論 | 復習、文献調査 |
評価方法 |
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課題レポート(85点)と平常点(15点)の計100点に基づき評価する。 |
教科書 |
適宜資料を配布する。 |
参考図書 |
制御システムの安全―ISO13849‐1(JIS B9705‐1)、IEC60204‐1(JIS B9960‐1)、IEC61508(JIS C0508) (安全の国際規格) 井上 洋一 (著), 平尾 裕司 (著), 蓬原 弘一 (著), 川池 嚢 (著), 向殿 政男 (監修) 日本規格協会 \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\2700 |
備考 |
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【実務経験】昭和61年〜平成27年 三菱電機(株)LSI研究所他にてVLSI, SoC(System On a Chip)及びコンピュータアーキテクチャの研究開発に従事 オフィスアワー: 火曜日3講時(3704室) |