徳島文理大学シラバスシステム

	徳島文理大学	Webシラバスシステム	TOP	戻る
	徳島文理大学短期大学部

【科目名】システム制御工学基礎特別研究(Advanced Study on System Control Engineering)

科目番号	30021	担当教員名	中川　隆文	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	1,2,3年

授業概要
電磁界解析はさまざまな方法が提案されており,解析対象にあった方法を選択することが重要である．また,各種電磁界解析手法に基づくシミュレータが多数市販され手軽に利用できる環境にある．しかし,得られた結果が正しいかどうかの結論を出す責任はユーザーにあるため，使用するプログラムの計算手法や特徴を知っておくことが重要である．本講義では、代表的な数値電磁界解法（有限要素法、差分法、積分方程式法など）の手法と適用限界について理解を深める．
到達目標
①仮想磁路法による磁気回路設計が理解できるる． ②電磁解析により電気機器の電磁現象に対する理解が深まる ③代表的な解析方法の概要を理解することで、効果的な電磁解析方法を選定できる． ④解析手法の特徴と制限を理解することで設計における効果的な解析手法が選定できるようになる．

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	電磁界解析シミュレータの現状	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習
【2】	電磁界解析の基本方程式 1	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【3】	電磁界解析の基本方程式 2	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【4】	仮想磁路法による磁気設計	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【5】	差分法による変微分方程式の数値解法	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【6】	有限要素法の概要変分原理,メッシュ分割	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【7】	有限要素法による静電界解析	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【8】	有限要素法による静磁界解析	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【9】	積分方程式法による静界解析表面電荷法	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【10】	積分方程式法による磁界解析磁気モーメント法・磁荷法	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【11】	積分方程式法による電磁波解析アンテナ放射場解析	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【12】	大規模解析例とその課題	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【13】	生体モデルの解析例と課題	関連プリントおよび講義	関連プリントの復習と演習問題
【14】	研究課題への適用	各自の適用課題について議論する	関連プリントの復習と演習問題
【15】	研究課題への適用	各自の適用課題について議論する	関連プリントの復習と演習問題

評価方法
課題・レポートで総合的に評価する
教科書
教科書なし（教員が用意する資料を利用）
参考図書
依田潔, Mathematicaによる電磁界シミュレーション入門, 森北出版

備考
分からない箇所は研究室に質問に来てください