徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    光材料工学

科目番号10068担当教員名國本 崇単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
授業概要
我々人類は、多くの情報を眼を通して得ている。現代人は、日々、蛍光灯(照明)、テレビ(電子ディスプレイ)、光通信(情報)などに取り囲まれた生活が欠かせなくなっている。これらは急激に進歩した光エレクトロニクスの成果でもある。光エレクトロニクスを支える材料について、背景の物理と、デバイスの動作原理、応用について学ぶ。

到達目標
1.原子・分子の光吸収と発光を簡単なモデルで解けるようになる
2.半導体発光受光デバイスの動作原理を理解する
3.レーザーの原理を理解しその応用を知る
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに(光と電磁波、光と人とのかかわり、身近な発光デバイス)  
【2】光と物質のエネルギーのやりとり  
【3】初等量子物理学I(シュレディンガー方程式)  
【4】初等量子物理学II(水素様原子)  
【5】初等量子物理学III(摂動論)  
【6】原子の光吸収と発光  
【7】分子の光吸収と発光  
【8】蛍光体(固体中のイオンの光吸収と発光)  
【9】初等量子物理学IV(エネルギーバンド)  
【10】固体(半導体)の光吸収と発光  
【11】半導体発光デバイスの物理(LED、EL)  
【12】半導体受光デバイスの物理(光伝導検出器、フォトダイオード、太陽電池)  
【13】レーザーI(レーザーの物理)  
【14】レーザーII(各種レーザーの動作原理、応用)  
【15】光通信用材料(LD、光ファイバー、アンプ)  
評価方法
レポート・出席
教科書
参考図書
以下の書籍に目を通しておくことが望ましい

発光の物理 小林洋志 朝倉書店
発光と受光の物理と応用 中西洋一郎、波多腰玄一編著 培風館
量子力学・統計力学入門 星野公三・岩松雅夫 裳華房
量子力学がわかる 伊東正人 技術評論社
 
備考