徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    卒業研究（Graduate Research）

科目番号00009担当教員名青木　毅単位8単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次4年
授業概要
　時代・ジャンルを問わず、興味ある文献資料または音声資料を対象として、国語学的観点（音韻・表記・文法・語彙・文体等）から研究を行う。具体的には、担当教員の指導のもとに、学生自身が研究テーマを設定し、自らの調査・作業に基づいて（参考文献によるのではなく）研究発表を行い、論文を作成する。
到達目標
�仝Φ罎箸浪燭�（レポートや感想文との違い）を理解する。
��研究における客観的態度の重要性を理解する。
�５甸兩�と説得力のある論述ができるようになる。
�は斥�的思考力と的確な判断力が身に付く。
以上の成果を踏まえた上で、研究内容を卒業論文にまとめることを目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス─卒業論文とは─講義国語学分野を選択した理由を発表できるようにしておく。（30分）
レポートと論文の違いについてノートにまとめる。（１時間）
【2】国語学的研究とは─研究の目的と方法─講義日本語についての関心の在り所を発表できるようにしておく。（30分）
調べ学習と研究の違いについてノートにまとめる。（１時間）
【3】研究テーマの設定（１）─研究論文の紹介と解説─講義と質疑応答日本語についての関心のうち、研究テーマになりそうなことを書き出しておく。（30分）
授業で紹介した論文を参考にして、研究テーマを考える。（１時間）
【4】研究テーマの設定（２）─研究論文の紹介と解説─講義と質疑応答日本語についての関心のうち、研究テーマになりそうなことを吟味する。（30分）
授業で紹介した論文を参考にして、研究テーマを絞り込む。（１時間）
【5】研究テーマの設定（３）─仮設定とサンプル調査─講義と質疑応答複数考えた研究テーマの候補を絞り込む。（30分）
授業をふまえて仮の研究テーマを設定し、サンプル調査をしてみる。（１時間）
【6】研究テーマの設定（４）─仮設定とサンプル調査─講義と質疑応答調査がスムーズに継続できるように、調査経過を整理しておく。（30分）
授業をふまえて仮の研究テーマを設定し、サンプル調査をしてみる。（１時間）
【7】題目発表学生による発表と質疑応答研究テーマの内容を吟味しつつ、題目の候補を考えておく。（30分）
授業での質疑応答をふまえて、題目をを吟味する。（１時間）
【8】題目発表学生による発表と質疑応答研究テーマの内容を吟味しつつ、題目の候補を考えておく。（30分）
授業での質疑応答をふまえて、題目を吟味する。（１時間）
【9】個別指導と作業（１）─先行研究の調査─学生による作業を個別に指導研究テーマ（題目）をふまえて、先行研究の範囲を絞り込む。（30分）
図書館やインターネットで先行研究を探す。（１時間）
【10】個別指導と作業（２）─先行研究の調査─学生による作業を個別に指導集めた先行研究を整理しリストを作成する。（30分）
授業をふまえて先行研究の不足分を探索する。（１時間）
【11】個別指導と作業（３）─用例の収集と整理─学生による作業を個別に指導研究テーマ（題目）をふまえて収集するべき用例の範囲を絞り込む。（30分）
図書館や自宅で用例収集の作業を進める。（２時間）
【12】個別指導と作業（４）─用例の収集と整理─学生による作業を個別に指導これまでの用例の収集状況をふまえて調査対象の範囲を吟味する。（30分）
図書館や自宅で用例収集の作業を進める。（２時間）
【13】個別指導と作業（５）─用例の収集と整理─学生による作業を個別に指導これまでの用例の収集状況をふまえて調査対象の範囲を吟味する。（30分）
図書館や自宅で用例収集の作業を進める。（２時間）
【14】中間発表（１）─卒業論文執筆に向けて─学生による発表と質疑応答中間発表のためのレジュメを作成する。（１時間）
授業での質疑応答をふまえて、研究の方法・進め方を見直す。（１時間）
【15】中間発表（２）─卒業論文執筆に向けて─学生による発表と質疑応答中間発表のためのレジュメを作成する。（１時間）
授業での質疑応答をふまえて、研究の方法・進め方を見直す。（１時間）
【16】ガイダンス─卒業論文の書き方─講義夏休み中の作業結果を報告できるようにしておく。（30分）
卒業論文の書き方について、要点をノートにまとめる。（１時間）
【17】個別指導と作業（６）─論文構成の検討─学生による作業を個別に指導論旨の展開のさせ方について考えておく。（30分）
授業をふまえて、論文の構成（章立て）を作成する。（１時間）
【18】個別指導と作業（７）─論文構成の検討─学生による作業を個別に指導論旨の展開のさせ方について吟味する。（30分）
授業をふまえて、論文の構成（章立て）に修正を加える。（１時間）
【19】個別指導と作業（８）─用例の分析と考察─学生による作業を個別に指導収集した用例を整理しておく。（30分）
収集した用例に検討を加えながら分類する。（２時間）
【20】個別指導と作業（９）─用例の分析と考察─学生による作業を個別に指導分類作業をふまえて分類項目を吟味する。（30分）
不足していると思われる用例を収集しつつ、分類のしかたを検討する。（２時間）　
【21】個別指導と作業（１０）─用例の分析と考察─学生による作業を個別に指導すべての用例がいずれかの分類項目に収まるように、分類作業を完了させておく。（１時間）
用例の分類をふまえて、考察を加える。（２時間）
【22】研究発表（１）学生による発表と質疑応答研究発表のためのレジュメを作成する。（１時間）
授業での質疑応答をふまえて、問題点・課題を整理する。（１時間）
【23】研究発表（２）学生による発表と質疑応答研究発表のためのレジュメを作成する。（１時間）
授業での質疑応答をふまえて、問題点・課題を整理する。（１時間）
【24】研究発表（３）学生による発表と質疑応答研究発表のためのレジュメを作成する。（１時間）
授業での質疑応答をふまえて、問題点・課題を整理する。（１時間）
【25】論文作成指導（１）─考察に基づく下書─学生による作業を個別に指導論文で用いる先行研究を選定しておく。（30分）
教員の指導をふまえて、下書の作成を進める。（２時間）
【26】論文作成指導（２）─考察に基づく下書─学生による作業を個別に指導用例を表にまとめるなど、データを整理しておく。（１時間）
教員の指導をふまえて、下書の作成を進める。（２時間）
【27】論文作成指導（３）─考察に基づく下書─学生による作業を個別に指導論文の構成を検討しつつ、下書の作成を進める。（１時間）
教員の指導をふまえて、下書を完成させる。（２時間）
【28】論文作成指導（４）─下書の推敲と清書─学生による作業を個別に指導論の流れを吟味する。（１時間）
教員の指導をふまえて、論文執筆を進める。（２時間）
【29】論文作成指導（５）─下書の推敲と清書─学生による作業を個別に指導論述のしかたを吟味する。（１時間）
教員の指導をふまえて、論文執筆を進める。（２時間）
【30】論文作成指導（６）─下書の推敲と清書─学生による作業を個別に指導表記や表現を吟味し、誤りを訂正する。（１時間）
教員の指導をふまえて、論文を完成させる。（２時間）
【31】口述試験個別の口頭試問口述試験に備えて、論文を再読する。（１時間）
口述試験をふまえて、論文に修正を加える（２時間）
評価方法
卒業論文執筆への取り組み方（30％）、複数の教員による卒業論文の査読と口述試験（70％）
試験および課題に対するフィードバックは、基本的に対面の授業時に行うが、必要に応じてクラスルームやポータルサイトも利用する。
教科書
適宜プリントを配付する。
参考図書
学生の研究テーマに応じて、個別に先行文献・参考文献を提示する。
備考
オフィスアワー：火曜・４講時・研究棟615研究室（質問等を受け付けます）
科目ナンバー：4AGS401G


本学以外の実務経験なし