徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語文法概説B

科目番号00036担当教員名青木 毅単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
 A(前期)で学習したことをふまえて,兼好の『徒然草』を読解する。B(後期)では,作品の文脈に即してより具体的かつ総合的に古典文法を学ぶ。科目の性質上,作品の鑑賞などは最小限にとどめ,あくまで文法学習を目的として読んでいく。
到達目標
 文法の知識を,単なる知識として終わらせず,作品理解に生かせるようになることを目指す。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】『徒然草』の伝本について講義講義ノートの作成
【2】『徒然草』の作者兼好について講義講義ノートの作成
【3】序段「つれづれなるままに」
12段「同じ心ならん人と」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【4】25段「飛鳥川の淵瀬」講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【5】41段「五月五日,賀茂の競馬を」
59段「大事を思ひ立たん人は」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【6】50段「応長のころ」
73段「世に語り伝ふる事」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【7】32段「九月二十日のころ」
104段「荒れたる宿の,人目なきに」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【8】135段「資季大納言入道」
136段「くすし篤成」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【9】137段「花は盛りに」(前半)講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【10】137段「花は盛りに」(後半)講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【11】141段「悲田院堯蓮上人は」
142段「心なしと見ゆる者も」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【12】155段「世にしたがはん人は」講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【13】60段「真乗院に、盛親僧都とて」
184段「相模守時頼の母は」
講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【14】150段「能をつかんとする人」167段「一道にたづさはる人」187段「よろづの道の人」講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
【15】188段「ある者、子を法師になして」講義と講読講義ノートの作成
注釈書(参考図書)による、教科書本文の内容把握
評価方法
平常点,筆記試験
教科書
『徒然草[校註]』(日本語文法概説Aと同一)
参考図書
新編日本古典文学全集(小学館)、新潮日本古典集成(新潮社)等
その他、適宜授業時に提示する。
備考