徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本文学演習��a

科目番号00049担当教員名大伏　春美単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次2年
授業概要
[授業概要]演習科目として、学生が自分で調査・研究をする能力の育成に努める。教材には『竹取物語』を取り上げる。この物語は有名だが、子供用の絵本などで読まれ、古典の作品として読まれることは少ない。読めば文学的にいろいろな問題を持つ作品であることがわかる。そこで、辞書を引きながら原文をきちんと読解すること、問題点を見つけること、先行研究を理解することなど、学問の基礎を身に着けるように指導したい。発表の仕方の指導の後に、各自に発表を課す。
到達目標
[達成目標]自分で問題点を見つけ、それを調査して解決する能力を養う。社会人になっても必要な能力である。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】古文を読む上の注意点。昔の人の気持ちを理解するには、当時の社会・制度を知らなければいけない。講義平安時代の生活を調べる。
【2】『竹取物語』とはどのような作品か。講義研究書を読む。
【3】発表のしかたについて。講義研究書を読む。
【4】古語辞典の引き方について。実習古語辞典を使う。
【5】歴史事典その他の調べ方について。実習事典・辞典を使う。
【6】最初の部分を読む。１段講義注釈書の比較
【7】学生の発表と質疑。２から４。講義ならびに学生の発表。注釈書の比較
【8】学生の発表と質疑。５から７。講義ならびに学生の発表。注釈書の比較
【9】学生の発表と質疑。８から１０。講義ならびに学生の発表。注釈書の比較
【10】学生の発表と質疑。１１から１３。講義ならびに学生の発表。注釈書の比較
【11】学生の発表と質疑。１４から１６。講義ならびに学生の発表。注釈書の比較
【12】学生の発表と質疑。１７から２０。講義ならびに学生の発表。注釈書の比較
【13】学生の発表と質疑。２１から２４。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【14】学生の発表と質疑。２５から２８。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【15】前期のまとめとレポートの書き方について。講義ならびに学生の発表図書館の自習
【16】後期の授業の予定。作品の問題点について。講義図書館の自習
【17】教員の説明。講義図書館の自習
【18】学生の発表と質疑。２９から３２。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【19】学生の発表と質疑。３３から３６。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【20】学生の発表と質疑。３７から４０。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【21】学生の発表と質疑。４１から４４。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【22】学生の発表と質疑。４５から４７。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【23】学生の発表と質疑。４８から５０。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【24】学生の発表と質疑。５１から５３。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【25】学生の発表と質疑。５４から５６。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【26】学生の発表と質疑。５７・５８。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【27】学生の発表と質疑。５９から６１。講義ならびに学生の発表注釈書の比較
【28】『竹取物語』の文学としての完成度について。講義研究書を読む
【29】『竹取物語』の登場人物とその特徴。講義研究書を読む
【30】『竹取物語』の後代への影響について。まとめ。講義研究書を読む
評価方法
発表・質問。授業への取り組み・レポート・後期試験の成績・平常点などから総合的に判断する。
教科書
上坂信男『竹取物語　全訳注』講談社学術文庫　
参考図書
『日本古典文学大辞典』など。教室で説明する。
備考