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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00240 | 担当教員名 | 大久保 慶一 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 資格 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年〜 |
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授業概要 |
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教育相談は、生徒たちが学校生活の中で出会うさまざまな問題に対処するとともに、問題の発生を予防する教育実践の一つである。本授業では、教育相談の意義、目的、方法、内容等をできるだけ具体的に実践に即して説明する。また、教育相談の基本的な技法について演習するとともに、実践力を養うためにできるだけ多くの事例研究を行う。 |
到達目標 |
教育相談の意義、目的、方法、内容等について考察し基本的な知識を理解できるようになる。 教員を目指すのに必要な教育相談の基本的な技法を身につける。 各分野の多くの事例研究をとおして、現場に生かせる実践力を身につけることができるようになる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 全体のガイダンス 学校の役割と教師の仕事 | 講義 、発表 | 題「私のめざす教師像」を作文しておく。 |
【2】 | 学校教育の新たな課題と対応 | 講義 、発表 | 学校を取り巻く社会状況の変化にはどのようなことがあるかまとめておく。 |
【3】 | 教育相談の意義と役割 | 講義 、発表 | 「印象に残っている先生」について自分の体験をまとめておく。 |
【4】 | 学校における教育相談体制の充実 | 講義 、発表 | 学校にはどのような校務分掌があるかまとめておく。(特に教育相談の機能について) |
【5】 | 問題行動の心理的背景 | 講義 | フロイト、ピアジェ、エリクソンの理論についてまとめておく。 |
【6】 | 発達障害の理解と対応 | 講義 | 自閉症、LD、ADHDの特徴と特別支援教育の対象者についてまとめておく。 |
【7】 | 生徒理解とカウンセリング | 講義 | ロジャースの理論についてまとめておく。 |
【8】 | 教育相談に生かせるカウンセリングの基礎 | 講義 <小テストを実施する> | カウンセリングの技法についてどのようなものがあるかまとめておく。 |
【9】 | 教育相談の進め方とカウンセリングマインド | 講義 、ロールプレイング | 初頭効果、ハロー効果、寛容効果、対比効果とはどのようなことかまとめておく。 |
【10】 | 教育相談の事例(生徒指導) | 講義 、事例研究 | 教育相談を必要とする「子どものサイン」にはどのようなものがあるかまとめておく。 |
【11】 | 教育相談の事例(進路指導) | 講義 、事例研究 | キャリア教育と職業教育の違いについてまとめておく。 |
【12】 | 教育相談の事例(学習指導) | 講義 、事例研究 | 学習不適応の原因にはどのようなことがあるかまとめておく。 |
【13】 | 不登校、いじめ問題の理解と対応 | 講義 、事例研究 | 不登校、いじめの定義と最近のデータについてまとめておく。 |
【14】 | 校内暴力、非行問題の理解と対応 | 講義 、事例研究 | 校内暴力、非行問題にはどのようなことがあるかまとめておく。 |
【15】 | 家庭・地域など関係機関との連携 まとめ | 講義 、討議、 発表 | 関係機関との連携にはどのようなことがあるかまとめておく。「授業を受けての自己評価」シートに記入する。 |
評価方法 |
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定期試験や小テストによる授業内容の理解度、授業時間外学習での資料作成状況や授業態度等により総合的に評価する。 |
教科書 |
特定の教科書は使用しない。毎回配布するプリントと各自が作成した資料や発表をもとに授業を行う。 |
参考図書 |
友久久雄 編著 改訂版『学校カウンセリング入門』ミネルヴァ書房 2005年 |
備考 |
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授業時間外学習の欄にある内容についてまとめ準備しておくこと。 (様式や内容などの詳細については授業のなかで説明する) 教育関連の報道に常に関心を持ち各自の資料作成や発表に備えること。 |