徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語コミュニケーションAa

科目番号00299担当教員名上田 穂積単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
みなさんがこれから大学で学んでいく上でも、また社会に出てからも要求されるのは、確かな日本語運用能力である。ここではその日本語運用能力の向上・強化を目的として、まず日本語の特徴を知り、日常的な表現の観察を通して、どのようにすれば筋道の通ったわかりやすい表現ができるようになるのかを学ぶ。なお、毎回授業の終わり30分を利用して漢字テスおよび日本語の常識についての小テストを行う。
到達目標
日本語についての基礎的知識を獲得し、正確に運用出来ることを目標としている。具体的は常用漢字のマスタ−、人の前で自己表現が出来るようになることである。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】イントロダクションー授業の概要講義および演習。別途詳細なシラバスを配布する。小松英雄『いろはうた』(講談社学術文庫)を丁寧に読み、その要点を章ごとにノートにまとめる。
【2】日本語の特徴(1)ーいろは歌と50音図講義。プリント配布。「教場レポート」の実施。小松英雄『いろはうた』(講談社学術文庫)を丁寧に読み、その要点を章ごとにノートにまとめる。
【3】日本語の特徴(2)ー漢字と日本文化講義。プリント配布。白川静『漢字』、小松茂美『かな―その成立と変遷 』(いずれも岩波新書)を読み、内容をノートにまとめる。漢字小テストのテスト範囲の学習。辞書を引いて確実にマスターしておくこと。正解率が8割に満たない学生は赤点なので再テストを実施する。
【4】日本語の特徴(3)ー振り仮名について講義。プリント配布。第一回漢字小テスト実施。今野真二『振仮名の歴史』(集英社新書)を読み、その内容をノーとにまとめること。漢字小テストの準備。
【5】日本語の特徴(4)ー方言についてこうぎ。プリント配布。前回の漢字小テストの返却と解説。第二回漢字小テストの実施。大島正二『漢字伝来』(岩波新書)を読み、その内容をノートにまとめること。漢字小テストの準備。
【6】インターバルー若者言葉について トカ弁など講義。プリント配布。前回の漢字小テストの返却と解説。第三回漢字小テストの実施。篠原宏之『日本の漢字』(岩波新書)を読み、その内容をノートにまとめること。次回のスピーチの内容を考えておくこと。漢字小テストの準備。
【7】人の前で話す(1)ーいま自分が興味あること演習。一人五分程度、今の自分にとって興味のあることを話す。前回の漢字小テストの返却と解説。第四回漢字小テストの実施。篠原宏之『訓読みのはなし』(光文社新書)を読み、その内容をノートにまとめること。漢字小テストの準備。
【8】人の前で話す(2)ーいま自分が興味あること演習。一人五分程度、今の自分にとって興味のあることを話す。前回の漢字小テストの返却と解説。第五回漢字小テストの実施。山口仲美『日本語の歴史』(岩波新書)を読み、その内容をノートにまとめておくこと。漢字小テストの準備。
【9】ディベートをしてみようー方法について講義。プリント配布。前回の小テストの返却と解説。第六回漢字小テストの実施。漢字小テストの準備。テーマにしたがって、ディペートの準備をする。グループの仲間と資料を作成し、議論の戦略を練ること。
【10】ディベート(1)演習。グループ分けにしたがって、ディベートの実施。前回の漢字小テストの返却と解説。第七回漢字小テストの実施。漢字小テストの準備。テーマにしたがって、ディペートの準備をする。グループの仲間と資料を作成し、議論の戦略を練ること。
【11】ディベート(2)演習。前回の小テストの返却と解説。漢字総合テストの準備。テーマにしたがって、ディペートの準備をする。グループの仲間と資料を作成し、議論の戦略を練ること。
【12】ディベート(3)演習。第一回漢字総合テストの実施。漢字総合テストの準備。
【13】わかりやすい表現の書き方(1)講義。プリント配布。前回の漢字総合テストの返却と解説。第二回漢字総合テストの実施。漢字総合テストの準備。
【14】わかりやすい表現の書き方(2)講義。プリント配布。前回の漢字総合テストの返却と解説。第三回漢字総合テストの実施。漢字総合テストの準備。
【15】まとめ講義。プリント配布。前回の漢字総合テストの返却と解説。期末レポートの準備。
評価方法
出席状況、授業・課題への取り組み、および漢字小テスト・日本語の常識に関する小テスト等の成績を基礎点(50%)とし、漢字総合テストの素点および期末レポートの内容を実力点(50%)として総合的に判断し、評価を行う。
教科書
プリントの配布。
参考図書
備考