徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本文学史Ｂ��

科目番号00387担当教員名下田　祐輔単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
わが国には、共同（座）で一つの韻文学作品を織りなす、独特の文学ジャンルがある。それは上古より変遷を辿りつつ平安時代にほぼ確立し、中世から近世にかけて大いに繁栄した。この講義では中古・中世の連歌から近世の俳諧(連句)に到る、いわゆる「座の文学」について、代表的な作品を味読しながら、その特質を考察する。
到達目標
連歌並びに俳諧の基本的な特徴・様式・作法を理解し、作品の表現意図、面白さや味わいを読み取ることができるようになること。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに　講義 連歌・俳諧というジャンル名について、辞書的な意味を押さえておく。
【2】江戸時代の�犇臀賢瓩鮓�てみると…（１）
―芭蕉一門の俳諧撰集『猿蓑』について―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【3】江戸時代の�犇臀賢瓩鮓�てみると…（２）
―『猿蓑』巻の五・第一歌仙を読んでみる―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【4】江戸時代の�犇臀賢瓩鮓�てみると…（３）
―『猿蓑』巻の五・第一歌仙の構成―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【5】句を「付ける」ことの意味と意義（１）
―鎌倉時代の『沙石集』に記された事例から―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【6】句を「付ける」ことの意味と意義（２）
―今日のインターネット上での事例から―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【7】連歌の起源・連歌の成立（１）―二条良基『筑波問答』・源俊頼『俊頼髄脳』の所説にみる―講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【8】連歌の成立（２）―勅撰和歌集に採録された短連歌―講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【9】連歌の展開　―『古今著聞集』の一説話にみる―講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【10】連歌の成熟　―『水無瀬三吟百韻』を読む―講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【11】「誹諧の連歌」から「俳諧」へ講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【12】俳諧の深化
　―『猿蓑』巻の五・第二歌仙を読む（１）―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【13】俳諧の深化
　―『猿蓑』巻の五・第二歌仙を読む（２）―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【14】俳諧の深化
　―『猿蓑』巻の五・第二歌仙を読む（３）―		講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
【15】共同文学のさらなる発展へ　―まとめに代えて―講義配付資料を熟読玩味し、理解に努めるとともに、疑問点等について調べ、更に知見を拡げる。
評価方法
平常点、学期末試験などにより評価する。
教科書
『日本古典文学史』乾安代 他 著　双文社出版　\1,700（本体）
併せてプリントを配布、使用する。
参考図書
授業時に指示する。
備考