徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】     書道Ⅰ(演習)

科目番号00393担当教員名森本 義人単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次1年
授業概要
書体の変遷の中での楷書体の位置づけを理解し、楷書体の用筆・運筆の基本練習を通して表現力を身につけ、更に古典の臨書により、表現・鑑賞力を高める。
到達目標
楷書体について理解を深め、その基本点画の筆法に習熟し、様々な書風を表現することができるようにする。更に楷書作品の創作ができるようにする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】1.楷書体の歴史 2.楷書の特徴と書風のさまざま 3.書くことの基本(用具及び執筆法)演習    復習 楷書の歴史及び特徴・書風について復習ノートを作成する。用具及び執筆法を理解し、マスターする。
【2】楷書の基本用筆 基本点画 永字八法① 側、勒、努、てき演習復習 基本点画 永字八法①(側、勒、努、てき)が書けるよう練習し、習熟する。
【3】楷書の基本用筆 基本点画 永字八法② 策、掠、啄、磔演習復習 基本点画 永字八法②(策、掠、啄、磔)が書けるよう練習し、習熟する。
【4】楷書の基本用筆 基本点画 右払い、戈法、浮鵞、転折演習復習 基本点画 右払い、戈法、浮鵞、転折が書けるよう練習し、習熟する。
【5】楷書の構成 直勢 向勢 背勢演習復習 楷書の構成(直勢 向勢 背勢)による書風の違いを理解する。
【6】文字数による紙面構成 ①四字句による構成 演習復習 字数の違いと作品形式による紙面構成の仕方に習熟する。
【7】②六字句による構成 半切作品の構成演習復習 字数と紙面構成の理解を深める。
【8】「臨書」の学習の意義 古典の臨書(欧法①)演習復習 「臨書」の学習の意義と「欧法」の特徴を理解する。(復習ノートの活用)
【9】古典の臨書(欧法②)演習復習 「欧法」形臨ができるよう練習し、習熟する。任意の語句で「欧法」の倣書作品が作れるよう練習し、習熟する。
【10】古典の臨書(虞法①)演習復習 「虞法」の特徴を理解する。(復習ノートの活用)「虞法」形臨ができるよう練習し、習熟する。
【11】古典の臨書(虞法②)演習復習 任意の語句で「虞法」の倣書作品が作れるよう練習し、習熟する。
【12】古典の臨書(ちょ法①)演習復習 「ちょ法」の特徴を理解する。(復習ノートの活用)
【13】古典の臨書(ちょ法②)演習復習 「ちょ法」形臨ができるよう練習し、習熟する。任意の語句で「ちょ法」の倣書作品が作れるよう練習し、習熟する。
【14】古典の臨書(顔法①)演習復習 「顔法」の特徴を理解する。(復習ノートの活用)
【15】古典の臨書(顔法②)演習復習 「顔法」形臨ができるよう練習し、習熟する。任意の語句で「顔法」の倣書作品が作れるよう練習し、習熟する。
【16】古典の臨書(六朝張猛龍碑①)演習復習 「張猛龍碑」の特徴を理解する。(復習ノートの活用)
【17】古典の臨書(六朝張猛龍碑②)演習復習 「張猛龍碑」形臨ができるよう練習し、習熟する。
【18】古典の臨書(六朝造像記①)演習復習 「六朝造像記」の特徴を理解しする。(復習ノートの活用)
【19】古典の臨書(六朝造像記②)演習復習 「六朝造像記」形臨ができるよう練習し、習熟する。
【20】古典の臨書(六朝鄭道昭①)演習復習 「鄭道昭」の特徴を理解する。(復習ノートの活用)
【21】古典の臨書(六朝鄭道昭②)演習復習 「鄭道昭」の形臨ができるよう練習し、習熟する。
【22】古典の臨書(魏晋の楷書)演習復習 「魏晋の楷書」の筆法を理解し、的確に表現できるようにする。
【23】古典の臨書(魏晋の楷書)演習復習 「魏晋の楷書」の形臨ができるよう練習し、習熟する。
【24】細字① 演習復習 「細字」の用筆運筆を理解し、正しく書けるようにする。
【25】細字② 演習復習 「細字」の用筆運筆を練習し、習熟する。
【26】実用書(硬筆①)演習復習 「細字」の応用として「ペン」で詩歌が書けるよう練習し、習熟する。
【27】実用書(硬筆②)演習復習 「ペン」で履歴書や手紙が書けるようにする。
【28】古典による倣書作品創作①演習復習 倣書作品が的確に表現できるように練習し、習熟する。
【29】古典による倣書作品創作②演習予習 次週の作品制作に向けて、書くべき詩歌や語句を考える。
【30】作品制作演習発展 種々の語句を楷書で表現できるよう練習し、習熟する。
            
評価方法
提出作品・学習態度等により評価する。
教科書
法帖のプリント・範書等による
参考図書
書道全集(平凡社)
備考