徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本語学概論A

科目番号10151担当教員名近藤 政行単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要

日本語の音韻・語彙・文法などがどのようになっているかを理解し、日本語について客観的・語学的に説明できるようになることを目的とする。
到達目標
日本語のさまざまな現象について、それが音声ないしは音韻・語彙・文法などのうちのどの部門に属するかを区別し、日本語学の用語を使って的確に説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本語学とは
 言語の単位と研究分野
講義 教科書を準備し全体に目を通すとともに、P9からP21までをよく読んでおく。
【2】音声と音韻① 音声と音韻講義P23からP26までをよく読んでおく。
【課題】五十音図をローマ字で書く。
【3】音声と音韻② 音声学と音韻論の単位講義P26からP38までをよく読んでおく。
【課題】P33の課題3をする。
【4】音声と音韻③ ハ行音と濁音講義P38からP43まで、P47からP49までをよく読んでおく。
【課題】プリント「駒のいななき」の論旨を原稿用紙400字にまとめて次の授業時に提出する。
【5】日本語の書記① 日本語の文字講義P139からP145までをよく読んでおく。
【課題】P145の課題4をする。
【6】日本語の書記② 表記の規範性講義P146からP150をよく読んでおく。
【課題】P145の課題2を原稿用紙800字程度にまとめて次の授業時に提出する。
【7】日本語の文法① 文法とは講義P83からP84をよく読んでおく。
【復習】P14からの「文」・「形態素」についての説明を確認しておく。
【8】日本語の文法② 文の構造講義P91からP95までをよく読んでおく。
【課題】文の構造の図示の仕方にほかにどのようなものがあるか調べる。
【9】日本語の文法③ ヴォイス講義P127からP131までをよく読んでおく。
【課題】P135の課題2を原稿用紙800字程度にまとめて次の授業時に提出する。
【10】日本語の文法④ テンス講義P133からP134までをよく読んでおく。
【課題】P135の課題5を原稿用紙800字程度にまとめて次の授業時に提出する。
【11】日本語の文法⑤ アスペクト講義P131からP133までをよく読んでおく。
【課題】P135の課題3を原稿用紙800字程度にまとめて次の授業時に提出する。
【12】日本語の語彙① 語種講義P51からP52まで、P65からP68までをよく読んでおく。
【課題】P68の課題2をする。
【13】日本語の語彙② 語形・語義の変化講義P69からP74をよく読んでおく。
【課題】P72からP74までに示されている各実例について、どこがおかしいのか原稿用紙1200字程度にまとめて次の授業時に提出する。
【14】日本語の位置講義P164から168までをよく読んでおく。
【課題】日本語の系統についてどのような説があるのか調べて原稿用紙1200字程度にまとめて次の授業時に提出する。
【15】まとめ 講義ノートをまとめ整理し、試験の準備をする。
評価方法

筆記試験60%・課題提出30%・平常点10%として評価する。
教科書

伊坂淳一『ここからはじまる日本語学』1680円
参考図書
飛田良文ほか『日本語学研究辞典』明治書院
馬淵和夫『国語音韻論』笠間書院
築島 裕『国語学』東京大学出版会
備考